Tom2022

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのTom2022のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いろんな映画を見て来たので、そろそろSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズを見たくなりました。今回は、製作順じゃなくて、時代順と言うかエピソード順に見てみようかと思います。

惑星ナブーが通商連合に侵略され、ジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービが、その調査に訪れます。そして、アミダラ女王と共に脱出するも、惑星タトゥイーンに不時着してしまいます。そこで出会った9歳の少年アナキン・スカイウォーカーにあるフォースの力を見出し、クワイ=ガンは、彼をジェダイとして育成しようと考えます。

このエピソード1から3までは、少年であるアナキンが、あの真っ黒装束で、銀河を恐怖に陥れたダースベイダーになるまでの姿を描くお話です。

この映画が出来た時はとにかく嬉しかったですね。あのスターウォーズが帰って来た。そして、新しい時代が来たと強く感じました。特に映像技術の進化が素晴らしくて、大迫力のポッドレースや、ドロイド軍団がナブーの緑の綺麗な草原を歩いているシーンに、とても感激したのを覚えています。

また、惑星タトゥイーンが出てきたときには、この星への愛情みたいなものを感じました。スターウォーズに関係の深い星ですよね。

びっくりしたのは、新しい3部作が始まるのに、クワイガン・ジンも、ダース・モールも死んでしまいます。それ大丈夫なの?だなんて心配に思いました。特にダース・モールは、個性的な風貌だし、ライトセーバーを使う剣術の身動きが良かったのでびっくりしました。

見るたびに思うのですが、アナキンは、将来のジェダイとしての素質があり、奴隷から解放されるのですが、奴隷のまま置いていかれるお母さんがとてもかわいそうですね。

エピソード1は、政治の話がかなり含まれています。民主議会政治の限界や、侵略への対応の限界みたいなものを見せられます。さらには、独裁政治の始まりに繋がって行きます。高校の社会科の授業で見せても、実践的で教育的にいいんじゃないかなと思いました。

原題の""Phantom Menace"とは、脅威の幻影と言った感じの意味だそうです。ヨーダも心配していましたが、ダークサイドの脅威の幻がなんとなく見えると言ったところなのでしょうか。

さて、惑星ナブーに平和が戻りましたが、アナキンは子供のままだし、とても活発な良い子に思われます。後2話しかないのに、このアナキンがどうやって、あの恐怖のダース・ベイダーなるのでしょうか。次が楽しみですね!
Tom2022

Tom2022