このレビューはネタバレを含みます
女との距離感が意味不明なスケベ親父ジェロームが、まだ十代であろうクレールの膝を見て辛抱たまらん、というお話。退屈なダイアログが多くて長い。
ユーモアあふれるとのことでしたが、滑りまくってるようにしか見えませんでした。膝の撮し方なども笑いどころなのでしょうが、ジェロームがキモ過ぎて全く笑えませんでした。
つまらない上に鼻につく台詞とやりとりですが、ラストの展開だけは悪くないと感じました。オッサンを横目に若い子たちの恋愛は続くという。ただそれも不快なジェロームへの意趣返しに気が晴れたというだけかもしれません。
ジェロームの圧倒的なキモさを抜きにしても、監督の自己投影がそこかしこに感じられ不快な点が多すぎた映画でした。