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コングの復讐の群青のレビュー・感想・評価

コングの復讐(1933年製作の映画)
1.2
マーク数を見ればどんな作品かわかりますな笑


復讐でもなければ子どもとも確定していない、1933年版キングコングの続編。


前作で映画を撮ろうとした男はキングコングのせいで新聞記者に追われる。何とかしてまた一山当てようと船長とともに髑髏島に赴くというストーリー。

さっきまで観てたけど自分でも分かるくらい、前作からクオリティを全部引っこ抜いてしまってる作品。

尺はわずか70分。
時間は削られ予算も削られ、ストーリーも旨みを削られるというなんとかわいそうな作品か…

キングコングの醍醐味である女性との交流はないどころか前作の主人公の仲良くやってる笑
今回のコングは前のコングより小さくそして毛が白い。好奇心旺盛でショットガンで遊んだりする。なんなら人間も守る。お前は絶対息子じゃないな⁉︎
そして復讐してないぞ!誰だこの邦題をつけたのは⁉︎笑


さらにもう一つの醍醐味である町で大暴れもない。最後まで髑髏島が舞台。もはや続編とは名ばかりの別の作品のようだ笑
前作から続投しているのは監督と船長とちょっと胡散臭いけど憎めないアジア人。それ以外はいません。

髑髏島は秘境だったのに難なくたどり着くキャラクターたち。ピクニックかよ笑

そして後半にとんでもない展開があるのだがそれは観てのお楽しみ。結構なスペクタクルだけど唐突だし早く幕を下ろしたい一心で作ったような展開でギャグでしかなかった。合掌。
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