ナーオー

ロードハウス/孤独の街のナーオーのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(1989年製作の映画)
4.0
面白い!!リメイク版にも期待!!

人気絶頂期のパトリック・スウェイジとジョエル・シルバーというイケイケ体制で製作されていることもあり、映画自体は超イケイケ。

荒くれ者たちが集まる酒場にやってきた用心棒が街を牛耳る支配者と対立、そして殴り込み という西部劇型のストーリーなので、真新しいところはほぼなく、話運びもドラマシーン→喧嘩シーン→ドラマシーン→喧嘩シーンの繰り返し というめちゃくちゃ乱暴。なんせ脚本を務めるのは『アウト・フォー・ジャスティス』のデヴィッド・リー・ヘンリー。

後半からはジョエル・シルバーらしい豪快アクション映画になっていくけど、あくまで主人公は用心棒。銃で使う敵に対しても、基本的に拳で反撃というところが良かったです。人を殺して捨て台詞もあれば、エグい殺し方で悪役にトドメを刺すという80年代アクション映画らしいも満載でとても満足。

ただ主人公のダルトン。カンフーとボクシングを混ぜたような格闘スタイルは良いですが、格闘アクションの場面はあまりこだわりがないように感じてしまい、せっかくの格闘シーンがイマイチ盛り上がらないのが残念でした… リメイク版はそこを頑張って欲しいです。期待しています。
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