このレビューはネタバレを含みます
『チャイルド•プレイ』の3作目。小さかったアンディが16歳になり陸軍学校に入隊するところから話が始まる。一方のチャッキーは、2作目で粉々になったはずであったが、かろうじて残っていた体の一部が改めて作られた人形の中に含まれてしまったため復活。しつこくアンディの体を付け狙う。
しかしチャッキーは今回、アンディではなく、陸軍学校で生活していた少年タイラーに目を付けることに。今まで追われてばかりのアンディであったが、今作では追う側となる。
16歳のアンディがたくましく成長し、同級生との恋もあり、なかなか頼もしい。アンディの成長を見守っていた観客には嬉しい。
けれど、アンディの成長、新しい友人たち、陸軍学校という特殊な状況、チャッキーとの対戦など、奇を衒い過ぎていたのか、物語のまとまりが弱いように感じる。
プロペラで粉々になったアンディだが、風船でバラバラになっても生き残ったチャッキーである。きっとまた復活するのだろう。
