great兄やん

ベルリン・天使の詩のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.3
一言で言うと「色の無い天使」
[あらすじ]
天使ダミエルの耳には、様々な人々の心の呟きが飛び込んでくる。フラリと下界に降りて世界をめぐる彼は、空中ブランコを練習中のマリオンを見そめる。彼女の“愛したい”という呟きにどぎまぎするダミエル。マリオン一座は今宵の公演を最後に解散を決めた。ライブ・ハウスで踊る彼女にそっと触れるダミエル。人間に恋すると天使は死ぬというのに...。

ハッキリ言って退屈な映画なんだけど、もの凄ーく惹かれてしまう不思議な魔力を持った映画。
まず天使がトレンチコート着たオッサンって😅wwwとツッコミたいところですが、逆にオッサンだからこそ悲哀や哀愁が凄く伝わってくるんでしょうね〜...
色の使い方がとても印象的。
特に人間と天使の目線でカラーとモノクロを使い分ける工夫はかなりセンスあると思う。
それに天使から人間になった時に、通行人に色を聞いてくるところがなかなかかわいかった😊ww
自分は今作の良さを深くは語れませんが、とにかく色の工夫や撮影の仕方など他の映画では体験できないような技法が凝らされてたので、とても印象的で物悲しい映画でした。
最後に...どうしてコロンボは天使を感じることが出来たんでしょうね🤔...
誰か分かる人いたら教えてください😅