時代は天明年間。江戸深川近辺で屑金と米を交換する約束で貧民に屑金拾いをさせる一味があった。その様子を見かけた目明かしの又七(高田)が帰宅すると、両替屋へ奉公しているお杉(鮎川十糸子)が訪問しており、その様子にただならぬものを感じた…。
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