市川雷蔵さんの後期の作品。頭巾を深々と被り、眠狂四郎より殺陣が激しい。

雷蔵さんにしては珍しい時代劇のヒーローモノだが、芝居とたたずまいのおかげで他作品とは違う、異様なリアル感がある。

派手な作品ではないものの、幕末のヒーローの哀愁が漂う上品な作風に仕上がっている。

なんにせよ、市川雷蔵は尊いのだ。

子供の頃多分観たことがあると思うのだが・・鞍馬天狗と云えば嵐寛寿郎って思ってましたが市川雷蔵版があるとは全く知らなかった。


原作は大佛次郎の時代小説の🎬化です。


幕末の京都を舞台に倒幕に奔走する志士たちに味方して新撰組を相手に右手に拳銃左手に刀を持ち黒覆面で顔を隠し白馬に跨り神出鬼没の活躍をする『鞍馬天狗』の物語です。

何と言ったって強いの強いの・・むちゃくちゃ強すぎる鞍馬天狗です・・きっと眠狂四郎より強いと思います（笑）


わぁ〜中村敦夫が出演してたんだ（若いぃ〜）


角平獅子の杉作が大活躍してますねぇ
「鞍馬天狗のおじちゃ〜ん」懐かしいなぁ〜・・

何をどう間違えたのかBSフジで、まさかの雷蔵演じる鞍馬天狗が放映！😆
市川雷蔵も大映もまだまだ隆盛を誇っていた時代の作品。娯楽作品が得意の安田公義監督がメガホンを取っており、雷蔵にしては明るい作風がワクワクさせる内容😆

江戸末期、京都で攘夷派の弾圧にあたる新撰組に刀とピストルで立ち向かう鞍馬天狗の活躍を描いた作品。杉作少年には、後年マグマ大使のガム役でブレイクする二宮秀樹が演じており、まさに鉄板の内容😤

夜の鴨川の河原で、アデランス藤巻潤演じる桂小五郎に長唄を聴かせる雷蔵の演技は、真っ黒な闇と河原の見事な大映セットの中で朗々と響き渡り絶品。今の俳優にはない風情と芸風を堪能できる😃中村玉緒もまた、大映の顔として市川雷蔵に絡み艶技で魅せる。
クライマックスは大阪城に乗り込んだ鞍馬天狗が沖田総司との殺気だつ殺陣を演じるなど見どころ沢山！😼

本作はまさに大映黄金期の作品。版権は角川に移って久しいが、もっと放映される機会が増えること切に祈願😆
お願いとしてはもう少し健康食品他のCMが少ないと嬉しいけど、これはまあしようがないっすね😃🎬

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