鞍馬天狗 角兵衛獅子の作品情報・感想・評価

「鞍馬天狗 角兵衛獅子」に投稿された感想・評価

じょせ

じょせの感想・評価

3.5
美空ひばりが杉作を演じるシリーズとしては第一弾。戦後のリブートらしく孤児としての杉作と鞍馬天狗の擬似家族的な関係に焦点をあてたものに。このころのひばりちゃんはほんとにかわいい。
戦後の「チャンバラ禁止令」が解かれてすぐの作品らしい。
美空ひばりの子役時代。
ニナ

ニナの感想・評価

3.0
鞍馬天狗シリーズは父が幼い頃によく観た思い出深い映画らしい。Huluで見つけたので一緒に鑑賞。
劇中でたびたび美空ひばりが歌う場面があり、まだ子供だけどやっぱり歌が物凄く上手い。
アラカン版だけで40作以上ある「鞍馬天狗」の戦後第2弾。杉作少年に美空ひばり、近藤勇に月形龍之介、ヒロインに山田五十鈴・悪人岡っ引きに30代の加藤嘉、喜劇をやってない有島一郎と、若かりし日の見知り顔がズラリ。目をキョロキョロさせるアラカンの立ち回りはリアルだし、ストーリーは単純明快で荒唐無稽だし、山田五十鈴は超絶美しいし、月形龍之介との一騎打ちにおける両者のしっかりした体幹には惚れ惚れするし、何も言うことはございません。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

勤王志士のアラカン鞍馬天狗。杉作に美空ひばり版のひとつ。新作少年と角兵衛獅子をやってます。とにかく唄う。川田晴久もとにかく唄う。
今作も有島一郎がシリアスな悪役。悪役というか京都所司代ってだけだが。何より驚いたのが、御用聞きの隼の長七という加藤嘉。美空ひばりら杉作&新吉子どもらを角兵衛獅子として抱え折檻する悪役に。歯並び違うとこうも人相が変わるのか。分からなかったよ…
さらに近藤勇が月形龍之介。アラカンとの勝負がかっこいい。基本的に鞍馬天狗における新選組は悪役だけど、月形龍之介の近藤勇は人徳を感じるので、敵ながら天晴れという言葉がピッタリ。ふくよかな三島雅夫の西郷どんも可愛かった。
訳ありヒロインに山田五十鈴なんだが、投石の名人という面白キャラ。恋人を鞍馬天狗に殺されたと思って殺そうとする、その復讐の血走った目が超こわい。やり過ぎ感がたまらん。

やっぱり騎馬シーンがいい。素直に盛り上がる。そして驚いたのが伝書鳩。江戸時代の幕末で機密運ぶのに伝書鳩使っていたのか?いや娯楽作に厳密な考証は求めていないが。京阪の商人しか使ってないイメージだったから驚いた。いや商人が使ってるのもスゴイことですけど。しかも先物取引とかいうね…さすが堂島を抱える大阪。話はズレたが有島一郎と伝書鳩の絵面が妙におかしくて萌えた。