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黙って抱いて
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『黙って抱いて』に投稿された感想・評価

3.2
先日、88歳で亡くなったフランスの名優ジャン=ポール・ベルモンドが、まだ無名時代に脇役として出演している。彼の映画出演2作目。

そして、同じく、まだ無名だったアラン・ドロンも、脇役で出演しており、アランドロンにとっても、今作は、映画出演2作目。

ジャンとアラン2人は、この映画の13年後に、「ボルサリーノ」で再共演していて、その時には、2人とも、フランス映画界の大スターとなっていた。今作では、無名だった頃の2人を観ることができるので、興味深い。2人とも、脇役なのに、オーラが出ていた。

主役は、ミレーヌ・ドモンジョ演じる若い不良娘と、その不良娘を捕まえた刑事。ジャケット写真には、アラン・ドロンが写っているけれども、本当は、その刑事を演じたアンリ・ヴィダルの写真を使うべきなところが、そちらは、知られていないので、大スターになったアラン・ドロンの写真を使ったのだろう。

昔の映画にありがちな、突っ込みどころ満載のドタバタ劇。あり得ない展開がいっぱいある。

端役なのに、最後の方に見せどころを作ってもらっているアラン・ドロン、監督も、大スターになると見込んだのだろうな。ジャン=ポール・ベルモンドも、その後の作品よりも、この時は、とても愛らしい顔をしていて、可愛い。ご冥福をお祈りします。
こぅ
-
「あなた 態度が悪いわ

放っとけ
うるさい女はご免だ」

アラン・ドロン追悼、
DVDこぅ入10ヶ月越し開封鑑賞の巻〜。

アランとベベル*の初共演作で、'63年日本公開、マルク・アレグレ監督による、
【フレンチ・サスペンス(・コメディ)】。


パリのヴァンドーム広場にある宝石商で起きたエメラルドの強奪事件。
18歳の美しい孤児ビルジニー(ミレーヌ・ドモンジョ)は孤児院から何度も脱走するという経歴の持ち主。
友達のオルガ(ベアトリス・アルタリバ)と逃げ出したところを、不良仲間
のルル(アラン・ドロン)達と知り合う。
しかし、知り合った経緯のせいで事件に巻き込まれてしまう。
捕えられ警察署にいるビルジニーに、刑事のジャン・モレル(アンリ・ヴィダル)は身分を隠し近づく。
やがて2人は…。


★脚本
冒頭、
連続強盗事件の一幕。
ボン・パストゥール教護院から抜け出し、サーカスでショーをしていたビルジニーは、教護院に連れ戻される。

ビルジニーは、
その日の夜に組んだオルガとまた早速脱走。
オルガと同行したのが運のツキ⁈

オルガの彼氏で、
チンピラのリーダー、ルルと対面するも3人は盗難車で警察に追われ、、
警察署でジャン刑事を犯人と勘違いしたビルジニーは、彼に惹かれる。
ジャン刑事は、
それを逆手に取り、相棒のジェローム刑事(ダリー・コール)と組んだ秘策を思いつく、、

ジャンルも主要キャラ提示も導入も簡潔でグイグイ引っ張る。

宝石泥棒→写真家ラファエル
と、
ビルジニー→オルガとその仲間→写真家ラファエル
が、カメラの密輸 を軸に上手くリンクする。
そこへ、
捜査としてビルジニーに絡んだジャン刑事が絡むという 三つ巴展開 のテンポが頗る良い。
また、
ジャンの相棒、メガネのジェロームも中々良いヤツだったり印象を残す。
各キャラ立ちも良い。

ジャンは、
自分は刑事だとカミングアウト、騙された事にキレるビルジニー。
しかも刑事が淫行⁈扱いされ、起死回生とお互いの利にある 契約 を結ぶ、、

ビルジニーは、
善と悪、両方に首を突っ込んでいる のが本作の面白いところ。

終盤、
ジャンは、密輸カメラを利用してビルジニーにある 掛け をする。
泳がせてラスボスを突き止めようと、、

クライマックスは、
捕らえられたビルジニーとオルガを助けに向かうジャンと協力するルル。
軽い銃撃の見せ場も有る。

ラスボスの死に際の 的外れな台詞 に注目だ。


エンタメの予定調和らしく、邦題の台詞で締める。


★総評/撮影/キャスト
アラン追悼に、
ベベルと初共演に、ヒロインがミレーヌというキャスティングの魅力だけで高を括って観始めるも中々侮れなかった。
若干ユーモアも入っているとは言え、芯はしっかり倒叙式の クライム劇/硬派 として成り立っているので飽きない。
これは、
幾重にも重なる、言わば、巻き込まれ型サスペンス のジャンルと言える。
ご都合主義もコメディ・ジャンルとテンポの良さでカバーしているし、銃撃やカーチェイスと肉弾戦もそれなりに備えている佳品。

撮影は、
【恐怖の報酬】、【悪魔のような女】のアルマン・ティラールで、陰影/ライティング共に絶妙。

ミレーヌ('22 12/1死去)の
下着姿サービス有りと何より画面を明るくする 明朗活発 なキャラで魅力全開!

ベベル('21 9/6死去)は、
アランより役割少なめ、可愛い感じでスター性(三枚目)はまだ感じられない。
ただ、ピエロ という役名が何とも。

アランは、
やんちゃ/小チンピラ役が板についていて、役どころ/活躍も意外に多く、翌年の【太陽がいっぱい】の主役抜擢に繋がった きっかけ⁈ と想像すると頷けるし、重要作 という位置付けだろう。


いきなりのビンタレベル★★★★☆


*注記
2回目の共演は、11年後の【ボルサリーノ】にて。
過去鑑賞(Filmarks登録前)
どちらかといえばキュートな映画
屋根を裸足でつたってゆくヒロインの姿が可愛かった。
因みにジャケにアランドロン使われてますが彼は脇役です。

『黙って抱いて』に似ている作品

危険を買う男

上映日:

1976年11月20日

製作国:

上映時間:

110分
3.5

あらすじ

フランスを恐怖のドン底に陥れた凶悪犯を逮捕すべく、政府高官は凄腕の事件解決請負人“ハンター”を雇った。初公開以来、幻となっていたベルモンド・アクションの決定版!!

警部

上映日:

1980年11月22日

製作国:

上映時間:

106分

ジャンル:

3.4

あらすじ

ジャン=ポール・ベルモンド主演のポリスアクション。南フランスの街を舞台に警察と犯罪組 織の癒着を暴く敏腕警部の活躍を描く。 ジャン=ポール・ベルモンドが型破りな警部を演じたポリスアクション…

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