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メン・イン・ブラック3のabeeのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)
3.8
【ベィビ・アィム・フロム・ニューヨォ〜〜♪
コンクリィ・ジャンゴォ・ウェ・ジョリムァ・メィドォ〜〜♫
ヒィリッ・フォ・ニューヨッ♪ニューヨッ♪ニューヨォ〜〜♫】

三部作を綺麗に纏めてきました。

Kが突然姿を消した‼︎
しかも誰もKを覚えていない‼︎
不審に思ったJは捜査を開始。どうやら宇宙監獄から脱獄したKに恨みを持つアニマル・ボリスによって過去で殺され、存在自体が消えたらしい。
Kを救い書き換えられた現在を元に戻すため、Jは過去にタイムスリップする。

これは思いがけず涙腺刺激。
本人たちも知らなかった過去。MIBの「ピカッ‼︎」がこういう風にストーリーに活きてくるとは…
用意された材料を無駄なく調理してきますね。

若かりしKを演じたのはジョシュ・ブローリン。神キャスティング…‼︎
似てるなんて思ったことありませんでしたが、この人以外に若きトミー・リー・ジョーンズを演じられる人はいない。それぐらい違和感皆無。しかし、ジョシュ・ブローリンが29歳というのは無茶すぎる…

三部作最終章と考えると落とし方としては完璧。相変わらずふざけるところはふざけて、決めるところは決める。タイムトラベル設定を上手く使いバトルも見応えあり。しかも何よりドラマパートが最高。キーパーソンとなるグリフもあらゆる場面で効いてくる。

最後のバタフライ・エフェクトは続編へのフラグかと思いきやあっさりへし折った辺り、もう続編はないですかね。
3作どれも大差なく楽しめるってゆう作品は「BTTF」か「MIB」くらいじゃないですかね?長く続くとやっぱり大なり小なり浮き沈みはありますから。この作品の楽しさはキャスティングに大きく助けられていると思います。やっぱりウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのバランスが振り切れてるんですよね。バランスが良いってゆうよりアンバランスに見えて抜群の阿吽の呼吸。だからこそ面白い。

ということで、テレビでやってたらまた、いつまでもやっぱり観たくなる、本当に名シリーズです。
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