とりん

マイ・ブルーベリー・ナイツのとりんのレビュー・感想・評価

3.2
音楽も映像も雰囲気もなんとなくオシャレな映画。
フランス映画ぽいなと思っていたら、香港とフランスの合作で「恋する惑星」「2046」のウォン・カーウァイ監督の初英語作品であった。

全体的に独特な雰囲気が漂ってて、一般受けではない感じはする。
恋愛映画とありながらも、ロードムービーな感じもする。
失恋しいろんなところへ行きながら、そこで出会う様々な人を見て、他人は自分の鏡というように、自分に照らし合わせるかのように自分を見つめ直していく。

最初はボロボロな感じだったノラ・ジョーンズだけど、どんどん可愛くなっていくのが良い。
最後のジュード・ローとのありえない角度でのキス、なんだかあれに全部持って行かれた感じがする。

理解力が足りないから、あまり映画自体を理解できてない部分は大きいけれど、この雰囲気は好き。
コーヒーやお酒を飲みながらオシャレな感じで嗜みない映画。
とりん

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