Tom2022

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語のTom2022のレビュー・感想・評価

4.0
今の仕事を辞めて、自分が本当にやりたい仕事をやってみたくないですか?50歳で子供の頃に憧れていた夢をかなえるお話です。

東京の大企業に勤める49歳の肇(中井貴一)は、エリートサラリーマンであり仕事一筋の日々でした。しかし、ある日、島根にいる一人暮らしの母が倒れてしまいます。肇は、島根に戻り母のそばで過ごしているうちに、子供の頃の夢を思い出します。そして、子供の頃に憧れていた一畑電車(バタデン)の運転士になることを決意します。

肇は、会社辞めてから、どんどん性格が良くなっていきます。東京の会社にいる時は、なんだか嫌な奴だなあという印象なのに、島根での生活をしているうちに、びっくりするくらいに性格が良くなります。やはり、夢を叶えると人は変わっていくという事なのでしょうね。

また、彼の鉄道運転手試験に受かったときの嬉しそうな表情がとても良かったですね。あの表情は緊張感と嬉しさが同居する顔は忘れられません😄。

日本家屋の縁側でスイカを食べるシーンで、種を口から飛ばすシーンがありますが、なんだかうらやましいですね。縁側好きの私としては、ああいう事、やってみたいなあと思います。

パッケージ写真の電車が、夢がありそうな素敵な色でいいですね。なお、この電車(デハニ50型)は、なんと80年以上走り続けているそうです。驚いたのは、その電車のドアが木製で、その建付けを大工さんがカンナで直しています🤔。

この話、夢のあるとっても好きな話なので、実話ベースの話しだとしたら嬉しいなと思います。鉄道会社もロケーションも具体的だから、どうなんだろなあ。

Railwaysシリーズは、全3作ありこれが第1作目なのですが、なかなか面白かったので、次は第2作目を見てみようかと思います。
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