オールタイムベスト✨
マリー・ジランのOP曲が可愛いし、ED曲はドパルデューでしっとりと泣かせる

ドパルデューの水着姿も水上スキーも乗馬も全てが愛おしい🥺💕パパのことを『愛人で冒険家で末期の病気』そんな無茶な設定にする娘に笑う。そんな娘のくだらない嘘に付き合い娘の恋を応援してあげるパパの愛情にグッとくるし、巣立つ愛娘を温かく見守るパパに泣ける
こうして娘は大人になり、巣立っていくんだなぁ…と。そしてパパの恋愛も進展していくのがホント素晴らしい

• #90年代
• #フランス
• #モーリシャス
• #ヴァカンス
• #夏
• #オールタイムベスト

映画を見終えて思ったこと。
😩「父親って、辛いよなぁー」
この映画のマリー・ジラン嬢みたいな思春期の娘を抱える父親。振り回されて、厄介ないことになりそうだったら助けを求められて、そのくせ適当にあしらわれて。この映画を観る少し前にわが家に長女誕生。十数年後にこんな思いをするのかな…なんて考えながら観ていた。

娘がついた嘘で散々な目に遭いながらも、娘の恋を応援する姿にほとほと泣ける。バルコニーに立つ美男子に話しかける娘に、物陰から「あんたが好きよ、って言え！」
とかアドバイスする姿は、シラノ・ド・ベルジュラックやん。あ、後にジェラール・ドパルデューはシラノを演ずることになるんだった。

初々しいマリー・ジランの小悪魔的な魅力と、まぶしい水着姿ももちろん見どころ。淡々としたリズムに哀感を感じるメロディが美しい主題歌Sans Mensongesも歌っている。えー、フレンチロリータに弱いもので。はい♡

ドパルデューはピアノに向かう姿がなんか似合う。「グリーンカード」の時も同じことを考えたけれど、本作も然り。自身の歌も聴かせます。

後にハリウッドリメイク版「恋人はパパ　ひと夏の恋」が製作され、こちらでもドパルデューは同じ役を演じている。

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以下、私ごとですが。

この映画を見て十数年後。案の定、長女にいろいろ振り回される日々。

ある日。長女が悩みを聞いてくれ、と部屋に僕を連れていった。ひと通り話して落ち着いたら、
👧🏻「お父さんといると落ち着くんだよ。」
と言う。アニメ好きのチャラい父親だぞ、んなことねぇだろ。
👧🏻「お父さんは話をしても、ちゃんと受け止めてくれて、言いたいことをちゃんと吸収してくれる。話がそれるとちゃんとガードしてくれる。」
受け止めて、吸収して、ガードして…それって、なんか生理用品みたいな父親だな（笑）。僕がそう言うと、長女はとどめにひと言。
👧🏻「そうだよ。英語がわかんない時は教えてくれるから、（宿題が）多い日も安心だよ。」

失礼いたしました😝

原題「Mon père, ce héros／My Father the Hero」
という事でモンペールという人の名前かと思ったらお父さんの意味なんですね。

14歳の少女ヴェロ（マリー・ジラン）は、離婚して別居中のパパ・アンドレ（ジェラール・ドパルデュー）と二人でモーリシャス島へバカンスにやって来た。

アンドレは大胆な水着で男たちの視線を集めるヴェロにハラハラ。
ヴェロが気を利かせクリステルという女性を紹介し、クリステルはその気になるが、アンドレは再婚を考えているイザベルがいて、何度も電話している（いつも留守電で連絡取れず）。

ヴェロはアクティビティスタッフをしている18歳のイケメン君バンジャマンに惹かれ、子供扱いされないようアンドレを歳の離れた愛人だと嘘をついてしまう・・・

美しいモーリシャスの海と空気感。天使すぎるマリー・ジラン。
娘離れ出来ないアンドレと、パパ離れ出来ないヴェロ。
美女と野獣的な（笑）父娘の微妙な関係が微笑ましく切なく沁みる作品です。

オープニングはマリー・ジランの歌う、ヘタなんだけどキュートな「Sans Mensonge」♪、エンディングはジェラール・ドパルデューの哀愁溢れる「ça va」♪というのもいい。
https://youtu.be/LozQTA0Sx5o
https://youtu.be/IEJqMOsNUQw