殺人の追憶という名作を見てソン・ガンホを気になった時に見た作品です。
南極の到達不能点を目指す探検隊達の話です。
到達不能点とはユーラシアならユーラシア、オーストラリアならオーストラリアの大陸それぞれの海洋から最も遠い距離にある場所の事です。
南極の到達不能点には1958年にソ連の探検隊が到達したくらいだそうです(発表当時。2007年にイギリスの探検隊も成功した模様)
ミステリーの体をとりながら極限の環境におかれた人間の負の面を表出させてるおもーい作品になってます。韓国映画はやはりこういう突き放してドスーンとくるものが得意ですねー。
好きにはなれないが印象だけは残る、そんな作品です。