南極日誌の作品情報・感想・評価

「南極日誌」に投稿された感想・評価

ソン・ガンホなのに、勿体無いな~と思う作品でした⤵️
期待しすぎてしまったかな😅
Xavier

Xavierの感想・評価

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ドヒョン隊長率いる6人の探検隊は、南極到達不能点を目標とし挑戦していた。その道中、80年前に遭難したイギリス探検隊の日誌を見つける。途中から文章ではなく、絵が書かれてありそれがなんとなく自分たちの姿と重なり、妙な気持ちになる。それはその後彼らに訪れる不幸な出来事の始まりに過ぎなかった……ザックリ言うとストーリーはこんな感じ。ソン・ガンホ作品は、殆ど観ていて驚かされたり、号泣させられたりするんだが、この作品は……。自分を信用している部下に、息子の様に思っておりみんな家族なんだと言っておきながら、ああいう事をするなんて到底解らないし、理解も出来ない。俳優陣もいいメンバーで制作費も桁違いなのにこんな作品しか作れない監督に当たるなんて……可哀想の一言に尽きる。
南極の到達不能極に世界最初の無補給で挑む韓国の探検隊。途中で80年前に遭難したイギリス探検隊の日誌を掘り起こしてから、彼らに不可解な出来事が起こり始める。名優ソン・ガンホが狂人と化した隊長を演じている。

南極を舞台にしたホラー映画でしょうね。強烈なトラウマを抱えながら到達不能極にたどり着くことに固執する隊長ソン・ガンホが悪魔にしか見えません。その姿は男性性や父性の暴走のようにも感じられます。幻覚と現実が入り混じる映像が彼の狂気を表現しているようで、カルト的な味わいのある映画になっています。



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フィルマガ連載記事です。
よろしくお願いします!

暑い方がマシ!?観ているだけで凍える…寒くてコワい映画10選 | FILMAGA(フィルマガ) https://filmaga.filmarks.com/articles/2164

このレビューはネタバレを含みます

 太陽が落ちない南極を冒険する一行がだんだんと狂っていく話。

 撮影大変だったんだろうな、という雪景色の映像は凄かったです。
 ただお話の方は、隊長が最初から到達点へとどんなことをしてでも行くという目標に憑りつかれた狂った男で危ない感じだので、死者が出始めて「もうあきらめよう」となっても拒否して歩き続ける。何で今までこの関係性が上手くいっていたのかが不思議でした。
 映像的には真っ白の大地を歩いているか、テントの中で喋ってるかだけなので、これで120分はチト長く感じました。

 チームのメンバーもキャラクターの描き分けがわかりにくいため、1人また1人と事故なのかなんななのか謎の原因でいなくなっていっても特にこれといって恐怖心なんかも起こらなかったです。

 南極という極限状態で精神を病んでいく。という設定は面白いとは思いますが、印象的に出てくる80年前のイギリスの探検隊の日誌や無線から聞こえてくる謎の声なんか不思議な描写は特に意味を感じることができず。ただのおじさんの暴走を意味ありげに見せていってるようにしか見えなかったです。
 隊長のトラウマなどが印象的に出てきたりして、テンポも悪く後半は壊れていくだけの映画だので退屈を感じる映画でした。
HARUSUI

HARUSUIの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

少し古い韓国の映画です。
う〜ん…どう整理しようか、この後味の悪さを。
ホラーなのかサスペンスなのか、はっきりしない映画です。
多分、サスペンスだろうと踏んでの感想です。
南極という過酷な地と、容赦なく奪われていく体力。加えて精神力が極限に達し、チーム内で不和が生じた上、正常な判断力を欠いた隊長が狂気と化す。隊長は、当初の目標地点では満足せず、さらなる果てへと一人何処かへ消えていく。
ざっとこのような映画です。
よくわからないのは、かき氷ケーキの氷に潜んでいたオメメは何!?ホラーではないのだとしたら、意味のない演出だと思いました。
そして、イギリス探検隊が残した怖い日記。これもホラー性を含んでいるのですが、何かに効果的役割を果たしているとは思えません。
次に、隊長にまとわりつく奇妙な白い手や、影、息子の姿など。
隊長自身が見ているのは、影や息子の幻影。これは、精神が崩壊してきた隊長の一番触れられたくないものが、幻影として出現しているのでしょう。では、他の隊員が見た、白い手や日記の絵の変化は何でしょう。
隊員も徐々に、白だけの世界と24時間太陽が出ている時間の麻痺で、精神を擦り減らしていったのかもしれません。
最終的に、全員が南極に飲み込まれてしまったのだと思いました。
隊長の息子が自殺前に、白い何かを恐れていたのも、父親が家でも南極の魔力に取り憑かれていたからではないでしょうか。

登場人物は少なく、ひたすら雪の中を進むか、テントの中での会話だけです。
精神崩壊を描こうとしたのなら、中盤までダラダラちょい出しで退屈、ラスト近くで突然バタバタな展開となっていて、鑑賞している側は、は?意味がわからないの状態です。
オープニングの音楽、キレイだなぁと思ったら川井憲次さんでした。
映画の内容は評価に困るのですが、俳優さんたちの演技力を高評価とし、全体で平均評価です。
数年ぶりに再鑑賞しましたがやっぱり酷い作品でした。意味深に登場するイギリス探検隊の日誌とか主人公のトラウマとか伏線回収せずにほったらかしで、ただただ狂っていくソンガンホを見せられるだけ!予算(85億ウォン)もキャストも壮大な無駄遣いのクソ映画でした!(泣)時間を空けてコメンタリー聴いてみようと思います。
初)冒険にとりつかれた男の狂気の話なんだろうけど、目指している地点の重要性も伝わらず、霊的な脅威も仄めかされ、ただ極寒の様子が伝わるだけで話の焦点が定まらなかった…ソンサンがその地点を独占したいから南極で(他国の隊員もまとめて)殺しまくるとか、(グエムルみたいな)未知との生物が出てきて暴れまくるとかもっと振り子を極端にしてもよかったんじゃ~と思う。欲張り過ぎたか~どうしたいつものコリアンパワー空回りか!?って感想です。
極限状態の中、次第に壊れていく人間の脆さ。自然の前に人はあまりにも無力。
ストーリーは何てこともないし、展開もまぁまぁ読みやすい。それでも雪の白さと対比した全編に漂う不気味さ、ソン・ガンホの演技力が全て。
tomikooo

tomikoooの感想・評価

2.0
白銀の世界の美しさの奥に潜んだ魔物…
到底人間なんかが、自然に敵うわけがないのだ。

しかしながら、“挑戦する男の姿”というのは肯定したい。


極限状態の狂った姿はよく描かれているが、展開が単純すぎて読める上に最後は疑問符が残り、なんとも腑に落ちない。
molly

mollyの感想・評価

3.0
「俺が隊長だ」という字幕の台詞を「俺がアボジだ」と言っていた(ソン・ガンホ)。「海にかかる霧」の顛末もそうだが、韓国の文化における「父性」観を掘り下げて調べてみたい。
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