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JFKのsingerのレビュー・感想・評価

JFK(1991年製作の映画)
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“誰がケネディを殺したのか?”
その謎を巡る188分。
3時間以上の大長編社会派サスペンス・ドラマでした。

オリヴァー・ストーンの「7月4日に生まれて」を観て、映画館で映画を観る事を楽しみにしていた自分にとっては、ストーン監督の待望の新作だったので、期待満々で劇場に足を運んだのを覚えています。
当時はまだ、高校生。
映画館も、その頃は入替制じゃなかったので、2回連続で観たんですよね。
なので、合計6時間も映画館に居たので、昼間に入ったのに、映画館を出る頃には真っ暗になってましたね。

しかし、この内容と上映時間に対し、よく高校生で興味を持って観に行ったなぁと今となっては思うけど、でも結構観た後は満足したし、終盤、ケヴィン・コスナーとドナルド・サザーランドが相対するシーンは、ずーっと忘れられない名シーンとして覚えている位なんで、記憶にはしっかりと残った作品だったなぁと。
キャスト陣も今思うと凄く豪華でしたね。
後に「シド・アンド・ナンシー」や「ステート・オプ・グレース」を見て、好きな俳優になったゲイリー・オールドマンが、オズワルド役で出演していたり、その他にもジョー・ペシ、トミー・リー・ジョーンズ、ケヴィン・ベーコンなど、曲者揃いなのが今では見所のひとつかも知れないですね。

今作「JFK」をはじめ、「ニクソン」、「ブッシュ」と、アメリカ大統領をテーマにした作品を製作してしているだけに、いつか「トランプ」をストーン監督が描く日も来るのかなぁ?
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