恭介

エッセンシャル・キリングの恭介のレビュー・感想・評価

エッセンシャル・キリング(2010年製作の映画)
3.0
砂漠地帯で捕まる主人公

そのまま極寒の地に輸送され、たまたまの事故で脱走

そこから、ひたすら逃げる逃げる

主役のギャロのセリフなし
息遣いとうめき声だけ

ただ、何処に向かって逃げているのか?
土地勘も方角も、観ているこちらにも全く情報が入ってこない。まさに迷宮。

その迷宮の中で、アラブ人テロリストであるギャロは生き残る為に敵も一般人も容赦なく殺していく

同時多発テロ後のアメリカとテロリストの戦いはまさに迷宮。お互い、自分達の正当性をぶつけ合い、泥沼の迷宮に入り込んでいる状況。

その状況下で生き残る為に双方、言い聞かせているのかも知れない

エッセンシャルキリング=絶対必要な殺し
と。

って、自分は受け取ったけど
パッケージの裏には確か、アクション巨編!みたいな事書いてたぞ
違うじゃないかーっ(笑)

あと、主人公の辛さ、痛さを表現したいのはわかるけど、セリフなしで1人で這いつくばって逃げるシーンを五分ぐらい続けられるとキツイ(笑)

ラストも・・・

彼もやはり戦争の犠牲者、なのかな?
恭介

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