Ricola

柔らかい肌のRicolaのレビュー・感想・評価

柔らかい肌(1963年製作の映画)
4.0
著名な評論家のピエール・ラシュネー(ジャン・ドサイ)はある日、リスボンへの講演へ向かう旅程でCAのニコル(フランソワーズ・ドルレアック)と出会う。すぐに2人は惹かれ合うが、ピエールには長年連れ添っている妻がいた…。

サスペンスとまではいかないけど、サスペンス調のラブストーリー。

フランソワーズ・ドルレアック、ドヌーヴに劣らず美しい。

「柔らかい肌」というタイトル通りの作品でもあった。若い女性の柔らかい肌ということ。だけど過度なエロティックではない。

パッパッと切り替わるカメラワークが印象的だった。

トリュフォーって、登場人物に関して熱を込めて撮るというより、客観的に少し冷めた感じでみている気がした。

特に女性の心理を描くのがとても巧妙。

実際の事件を元にしていると聞いて驚いたような納得したような。
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