柔らかい肌の作品情報・感想・評価

「柔らかい肌」に投稿された感想・評価

トリュフォー作品の中でいちばん好きです.男性の身勝手な事情と女性をバカにしたような心理描写が見事に描かれているかと思いました.
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.8
著名な評論家のピエール・ラシュネー(ジャン・ドサイ)はある日、リスボンへの講演へ向かう旅程でCAのニコル(フランソワーズ・ドルレアック)と出会う。すぐに2人は惹かれ合うが、ピエールには長年連れ添っている妻がいた…。

サスペンスとまではいかないけど、サスペンス調のラブストーリー。

フランソワーズ・ドルレアック、ドヌーヴに劣らず美しい。

「柔らかい肌」というタイトル通りの作品でもあった。若い女性の柔らかい肌ということ。だけど過度なエロティックではない。

パッパッと切り替わるカメラワークが印象的だった。

トリュフォーって、登場人物に関して熱を込めて撮るというより、客観的に少し冷めた感じでみている気がした。

特に女性の心理を描くのがとても巧妙。

実際の事件を元にしていると聞いて驚いたような納得したような。
ptzkk

ptzkkの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラスト、ぶっぱなしてからの奥さんの表情が最高。あと愛人の足の触るショットが良い。まとめると結構いい映画
ラストこわいよ…奥さま
全くな脚フェチやなあ、綺麗に撮ってる

トリュフォー作品の不倫系だったら『突然炎のごとく』のほうが好き
同じ題材でも何かが違う……

フランス映画って、やっぱどっかしら高級だなあ
宇京

宇京の感想・評価

4.0
人称の切りかわりかたがなめらかすぎてやばい、映画ってやばい、あと、夜、別れぎわ、家のまえで女が「私を思い出して」って言ってドキッとさせられて、二度目の家のまえの場面では「私を忘れないで」と言う、そのへんのセンスの感じもやばい。
不倫の悲劇。女心をちっともわかってないおじさんのせいで、奥さんは誰も幸せにならない結末を選ぶ。なんてドラマチックなんだ!

フランソワーズドルレアックが死ぬほどかわいい!衣装も髪型も!
おじさんはスカートがいいって言うんだけど、ジーパン姿もめちゃくちゃ良かったです。美脚!!
それと彼女はダンスもとっても上手なんですね。ごちそうさまです。

ピエールのアパートが中2階のメゾネットで、照明を付けたり消したりしながら家中を歩き回るのが楽しかった。寝るときに、ハンドルをくるくるして寝室とリビングを隔てる壁を出すのがなんかダサかっこいい。当時の最新式って感じ。
か

かの感想・評価

4.0
丁寧に、丁寧に紡いできた物語を、最後一瞬で破壊する女が痛快を通り越してもはや笑える。トリュフォーの脚フェチが終電車同様滲み出ていてよい。
xxx

xxxの感想・評価

3.6
互いに愛せよ さなくば滅びあるのみ
わたしはデニムを履いた女の子が好きだ
atsuki

atsukiの感想・評価

4.5
前作『突然炎のごとく』がティーン〜ヤングアダルトから始まるなら、今作は言わばミドルエイジ・クライシス的な愛憎劇だろうか。目の動き、手の動き、そして心の動きを捉えて、追うカメラと気持ちが高まれば部屋の電気が付くという、迸る恋が画面に溢れ出す粋さ。何より敬愛するヒッチコックに最も近い作品なのかもしれない。

なぜならフランス映画として製作を望んだトリュフォーだが、様々な問題故に時間を要した。その期間に執筆したのが、あの「定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー」である。だからこそ、三角関係、不倫という題材が、よりヒッチコックのサスペンス調らしく描かれている。加えて『突然炎のごとく』と対極に位置するのも必然か。

ある日、トリュフォーが見たとされるタクシーで接吻を交わす男女。何気ない愛の育みに見えるが、トリュフォーは彼らが不倫をしてる様にしか見えなかったと言う。お互いに妻も、夫も、子供もいる筈なのに。

つまり、そこら辺を手を繋ぎながら歩いてるカップルだって純愛とは限らないという怖さ。15年来の夫婦が柔らかい肌を持つ若美女によって崩壊して行くファム・ファタールであり、その衝動には勝てない臆病な人間が痛烈に描かれる。ゆえの主人公が翻弄され、ダメな所が露呈して行く感じは何とも言えない。

エレベーターに於ける、映画的時間は本当に息を呑む。
miho

mihoの感想・評価

3.7
単純に、好きなシーンが多いです。
上手くいきっこないと分かってても
ドキドキしちゃうような情事。

ドルレアックはとても存在感があり、
素敵な雰囲気を持ち合わせた人。
ドヌーヴより好き。とにかくキュートでした♡
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