【is this heaven? no,it's Iowa.】
なんとも不思議な作品でした。
正直に言うともう一回くらい観てスコアは付けたいところ。ということで暫定値です。
つい先日ニュースで「MLB フィールド・オブ・ドリームス・マッチ」が話題になりましたね。ちょうど良いタイミングでBSで視聴できました。
試合前の演出がとても素敵でしたねーー。
野球全然興味ないんですけど、ケヴィン・コスナーが登場したと聞いたのでYouTubeで試合前の部分だけ観ました。
しかしケヴィン・コスナーは歳食っても本当にカッコいいなぁ❤️いつまでもジーンズが似合う‼︎本当に素敵だ…。
本作はアイオワでとうもろこし農家を営む男がどこからか聞こえてきた謎の声に導かれ、畑を潰して野球場を建てるところから始まります。
そして声に導かれるままに旅に出る主人公。声の主は彼に何をさせようとしているのか…。
正直本当に不思議な映画だったとしか言いようがないんですよね…
ざっくりとはヒューマンドラマなんですけどオカルトっぽいし、主人公はまあまあ無理があるんじゃないかっていう行動力を発揮してます…。
ロードムービーって言えるほど旅のシーンが印象的でもなかった。
こういう色々なジャンルを含む映画って色々あるけど、同じ系統ならダントツで「オーロラの彼方に」を推します。なんかちょっと似てるなぁって思いながら観てました。でも、「オーロラの彼方に」の方がなにも考えなくてもストレートにメッセージが入ってきました。
今作はそれがいまいち分からなかったなぁ。
でもですね、終わり良ければ全てヨシだなとも思うわけです。
途中の不思議な旅路で若干脳みそを混乱させられたとはいえ、着地点はとてもキレイでした。もっとシンプルにした方が全体的にキレイに仕上がりはしたんでしょうけど、基本的にはファンタジー映画なんですねきっと。
最後には「なんか不思議な映画だった」、っていう感想が凄くしっくりきました。「面白かった」「感動した」っていう感想はこの作品においてはあまり必要じゃない気がします。
「なんか不思議な映画だった。」これがこの作品の最上級の評価なんじゃないかとわたしは思います。
うん、いつかまた観たいな。
ところで、この「フォールド・オブ・ドリームス・マッチ」をきっかけにアメリカでは再び今作が脚光を浴びているとのこと。
これをきっかけにドラマの制作が決まったり、来年も「フィールド・オブ・ドリームス・マッチ」を開催するという話になってるそうです。
一回きりだから素敵なイベントになった気がするのはわたしだけなんでしょうかね？
本当によかったよね、試合前の演出秀逸でした。
