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姉のいた夏、いない夏のsaboのレビュー・感想・評価

姉のいた夏、いない夏(2001年製作の映画)
3.2
鑑賞日2019/05/11

1969年サンフランシスコ、フィービーの姉フェイスはヨーロッパへと旅立ちポルトガルのエスピシェル岬で亡くなり帰らぬ人となった。
フィービーとフェイスは年の差はあっても仲の良い姉妹だった。父親は『早すぎたヒッピー』で、世界を変えられると信じていた。画家に憧れながらも、生活のために大手企業に勤めていたが白血病に罹り亡くなる。父親を信奉していたフェイスは生きる目標を失い無気力に過ごしていた。そんなフェイスの心を動かしたのはパリの学生デモのニュースだった。
フェイスは様々な市民運動に参加し、父の生前の言葉に従いヨーロッパへ旅立つことを決意する。姉との別れを悲しむフィービーに旅先から毎日絵葉書を送ると約束し旅立った姉は戻らなかった。
それから7年後、高校を卒業したフィービーは姉の死の真相を確かめるべくヨーロッパへ旅立つ。
絵葉書を頼りに姉の足跡をたどり、かつての姉の恋人ウルフと再会。そこでフィービーは姉の思いがけない真実を知らされるのだった…。

**感想(ネタバレ含む)**
ノスタルジックで美しい旅情はロードムービーらしく良かったです。
旅の途中途中で、フィービーが問い詰める。それでウルフが吐露する。さらにフィービーが問い詰める、ウルフが吐露するという流れが続き、後だしからの後だしでちょっとイライラしました(・・;)
…結局、後だし吐露で殆ど語られてるやん(笑)
折角フィービーの旅の始まりはかなり良い感じにスピリチュアルだったのに、ウルフ以降のグダグダ感が個人的に駄目でした(;´д`)

ストーリー:2.8
ビジュアル:3.8
音 楽:3.0
キ ャ ス ト :3.0
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