これは丁寧に観ると鈴木英夫の映画術が満載だ。傑作ではないが、良き古き家族像を描いた50年代における「海街diary」だよこりゃ。
逗子は実家近いから今でもたまに行くけど、駅前の雰囲気は当時からあって…
腑に落ちない映画ナンバーワン。それを確かめにまたみてしまう。鈴木英夫の生真面目な仕事より、新藤兼人のよくわからない脚本のほうが自分のなかで悪目立ちしてしまう。悪目立ちと言ってしまったけれど、脚本家と…
>>続きを読む斎藤一郎のほのぼのBGMや逗子というロケーション、娘が嫁ぐ嫁がないの話題でいわゆる小津的ホームドラマと思いきや、殿山泰司がワルさを発揮し出す辺りから様相がおかしくなってくる。
問題の菅井一郎のくだり…
若山セツ子と小林桂樹の共演だけでも観る価値はある。若山セツ子って戦後すぐにしては垢抜けた、完成度の高い女優だったんだと思う。こんなに沢山彼女が観れるなんてそれだけでもありがたい。2017/11/19…
>>続きを読む元海軍大佐の西城晋作の一家には、子供を持つ長男、戦死した次男の嫁、女優を目指す娘などがいて…。
小津の「麥秋」をモデルにした作品かなと思ったら、こちらの方が先に公開されたらしい。後半の展開は小津っ…