主人公・一条直也の父親は東京オリンピックの試合で外国柔道に敗れ、命を落とす。直也は師匠・車周作の下で稽古に励み、必殺技を駆使しながらライバル達と戦う。
「東映まんが祭」の中の一作品でありながら実写。一応漫画原作だけど。
柔の道に命をかけた 男の意地が火と燃える
寄るな 触るな 弾けて飛ぶさ
嗚呼… 嗚呼… 柔道一直線
世の中の柔道に対するイメージに激しく誤解を与えた作品。奇想天外、アクロバティック、意味不明な技の数々は我々に大きな衝撃を与えてくれます。柔道版「テニスの王子様」だと思って下さい。代表作は何と言っても「地獄車」。各所で二次的に使用される事が多く、ストⅡでケンも使う程。実際に試合でやったら多分指導入ります。
こういうありえない格闘マンガ(刃牙とかケンガンアシュラとか)も好きですが、実際の試合動画を見るのも好きで、柔道だと昔の野村忠弘の試合や三船久蔵の乱取りは何度も見てます。三船久蔵十段の動画はマンガ以上にマンガみたいで面白いですよ。70を超える老人に屈強な男達がポンポン投げられます。マンガだと噛ませ犬になりがちですけどね。
ポスター下部の「ひみつのアッコちゃん 涙の回転レシーブ」が気になる(笑)。