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アベンジャーズのabeeのレビュー・感想・評価

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
3.9
【ばらばらな正義】

今回2度目ですがね、だいぶ楽しめましたよ。
やはり私のロースペック脳みそは大事なことをすぐに忘れてしまいますのでね、復習というものの大切さを今回学びました。

「マイティ・ソー」「ファースト・アベンジャー」から直接繋がる今作、遂にS.H.I.E.L.D.の「アベンジャーズ計画」が始動ーー。

1作目の「アイアンマン」から積み重ねてきてですね、まず分かっていたのは各ヒーローたちの正義という価値観の違いです。
特に顕著だったのはトニー・スタークとスティーブ・ロジャース。まず生い立ちからこの2人が反発し合うのは必然なのですね。その2人が掲げた正義は違っても、同じ方向を向くには何が必要なのか。

それぞれの信念をぶつけ合い衝突するシーンがとても丁寧に描いてあったのは、その後の結束のきっかけからの展開を実に熱く演出しておりました。
但し、ジェレミー・レナー演じるホーク・アイは前回の登場もあまりにちょびっとだったのと、今作は最初から「アレ」だったもんで、なんでそんなに熱くなってるんだい、君は。なんて感じなんですがね。
早く彼に活躍の場を与えて掘り下げていって欲しいものです。
まぁ、そのキャラクターのバックグラウンドを小出しにしつつ、その見せ方が上手いのもこの作品群の良いところなのですがね。次の作品が気になっちゃうからね。

ということで、なんかねーー、面白かったんだけども特段何か書くこともないのは確かなのですよ。
ひとまず全員集結して、キャップとアイアンマンのケンカとか、ブルース・バナーが1人やる気あんのか無いのか良く分からんとことか、頭脳組と肉体組の対立とか、そんなのが面白いんですよ。
バトルが始まってしまうと「わーー、すげーーっ」って「トランスフォーマー」観た時と同じ感想しか出てこなかったからね。

あと、人物の掘り下げがまだできてない割にアクションシーンが光ってたのはホーク・アイなんですよ。
一番記憶あるのがあの弓矢の先っちょが色々変わるのがかっこよかったってことですからね笑
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