あられ

その男 ヴァン・ダムのあられのネタバレレビュー・内容・結末

その男 ヴァン・ダム(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドからリストラされたアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。映画の題名はかっこいいけど、40すぎて落ち目になって、仕事もほとんどなく、妻と娘にも愛想を尽かされ、巻き込まれた強盗事件で犯人に間違えられるという、悲惨だけど面白い映画でした😆

ヴァン・ダムがヴァン・ダムの役を演じています。自虐ネタが痛すぎですが、笑わずにはいられないです。ヴァン・ダム好きにはたまらない映画です😆



冒頭、47歳のヴァン・ダムは、息切れしながら望んだ1ショットのアクションシーンは失敗ばかり。中国人監督とは意思の疎通が図れないww

離婚した妻と娘の養育権を争う裁判の席では、妻の弁護士に出演した映画のDVDを並べられ、責め立てられるw「子供たちに見せられないバイオレンスの嵐...トラックに潰される。絞め殺される。頭を叩き割られる。下肢の骨を抜かれる...」

ベルギー・ブリュッセルにある故郷のスカルベックに戻ったヴァン・ダム。郵便局で強盗事件巻き込まれ、勝手に犯人にされてしまう。人質を盾に犯人一味がそれに便乗して、犯人役をやる羽目にww

犯人一味の一人がヴァン・ダムファンで彼と話し込む。ジョン・ウーの”ハード・ターゲット”で空砲があたった話から「ジャン=クロードがジョン・ウーを有名にした。ジャン=クロードがいなければ、今でもジョン・ウーは香港でハトを撮ってた」ハトでおちょくられるジョン・ウーww

彼はまたヴァン・ダムの次回作の記事をネットで見ていて、その”紫の魔除け”という映画についてヴァン・ダムに尋ねる。しかし主演はスティーブン・セガールに奪われていたのだったw

なぜなら、セガールはすでにポニーテールを切ったのだったw ポニーテールを突っ込まれるセガールww ポニーテールに負けたヴァン・ダムに笑っちゃいますww 周りの人質も笑ってるしw


逮捕もされるし、めちゃくちゃ痛くてかわいそうなヴァン・ダムだけど、ラストがなんとも良いです😊



今年最後のレビューでした。
良いお年を😊
あられ

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