長谷川真也

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記の長谷川真也のレビュー・感想・評価

2.8
ドラえもんの映画シリーズ18作目。藤子・F・不二雄先生はこの作品が完成を待たず亡くなられました。

題名からして『ブリキの迷宮』と被っているところがありますが、ぬいぐるみの動物達が命を吹き込まれ、街を創っていき環境問題も取り扱うところから『アニマル惑星』とも少し似ている設定かなと。

敵役の龍虎鬼五郎が自分を量産して、龍虎鬼五郎軍団を形成するところはなかなか斬新でしたね。

ぬいぐるみ達が街の創設者ともいえるドラえもん達に環境破壊するようなことはやめてほしいと懇願するところは考えさせられました。

人間の文明ももっと違う方向で発展していれば今よりもっと自然豊かで、殺戮兵器もない社会になっていたかもしれないですよね。