ポエトリー アグネスの詩（うた）のNUZOOのレビュー・感想・評価

主人公をおばあさんに置き、さらに詩を題材に置くという珍しさが良い。

老年の創作や性と少年少女の暴力や死が絡められていて、人生のままならなさが悲しい。
ショッキングなシーンや悲しいシーンに美しい陽光が射していたりするアンバランスさが素晴らしかった。

『シークレット・サンシャイン』にも共通するような気まずい空間としての教会の出方も印象深い。