⚪概要とあらすじ
地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇がほぼ全編暗闇の中で描かれる異色シチュエーション・スリラー。
イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲撃され、気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。手元にあるのは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。タイムリミットが迫るなか、ポールは必死に脱出を試みるが……。
⚪キャッチコピーとセリフ
“充電切れ間近の携帯 オイルの尽きかけたライター 残り90分の酸素”
「マーク・ホワイト」
⚪感想
シチュエーションスリラー。
ずっと見たい見たいと思っていてやっと観られた。
何故かラストを知っていたのと、違う映像で記憶が作られていた。怖。
冒頭は暗い画面が続くので一瞬携帯が壊れたかと。その演出が惹き込まれる。
息苦しさと緊迫感。
携帯の減る充電、心細い明かり、落ちてくる砂、色々なものを要求する犯人、頼りにならない人間、全然電話に出ない家族と運が悪すぎるとしか。
喚き立てるライアン・レイノルズが良かった。
結構好き。
こういうシチュエーションがかなり好きで、似たので世にも奇妙な物語での竹内結子さんが出演されていた「箱」が好きだった記憶。
⚪以下ネタバレ
なかなかの鬱映画。
1番はマーク・ホワイト。
ダンは電話で誘拐から救出した人の名前にマーク・ホワイトを挙げたのに実は救出できておらず、最後にポールの棺と間違えて見つけてしまうという。
こうなるとダン1人も救出したことないのでは疑惑なんだが。
電話に出る人出る人みんな使えないし、家族を大切にしてそうに見えて浮気をしているポールにむかつくし。
⚪以下ストーリー
イラクでトラック運転手をしていたポール・コンロイ。ある日襲われ、棺に閉じ込められる。起きると携帯電話とライターのみ。色々な電話番号に助けを求めるが上手くいかず。ポールと浮気をしていた同僚は殺され、そのせいで会社にも裏切られる。自身の家族に危険が及ぶことを恐れ指を詰め、動画を送信。妻と電話がつながる。頼ったものから居場所が特定されたと連絡が来るも、その棺はマーク・ホワイトのものだった。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。