街に潜むスパイたちを扱ったほんわかムードのコメディ映画です。とってもゆるい世界です😄。
夫が単身赴任中である主婦の片倉すずめ（上野樹里）は、単調な毎日を過ごしており、ペットの亀に餌をあげるのが日課でした。
ある日、スパイ募集の広告を見つけ面接を受けてみたところ、平凡さが素晴らしいと評価され、すぐにスパイとして雇われます。そして、指示があるまで、毎日を目立たずに平凡に過ごすように言われます。
このタイトルから、中身が全く想像出来ないお話ですね。亀に関する映画と言うよりも、完全にスパイに関する映画です😄。
あんなに小さなスパイの広告が、あんなところにあるんですね。これは、見つからないですよね。そして、あちこちにスパイがいるのが笑えます。まずいのに長く営業しているラーメン屋があったらスパイかも知れませんよ😄。
面白いことに、スパイ活動だと思うだけで、ごく普通の毎日がキラキラしてくるんですね。さらには、日常を平凡に過ごす事の難しさに気づくのも面白いです。
すずめ役の上野樹里さんが、冷蔵庫を開けて札束を見る時の笑い声がなかなか良かったです😄。これは、必見ですね。
さて、あまり大きな動きもなく、さらりと話がすすむ映画です。個人的には、こういう映画が世の中に存在していて、それに出会えたことが幸せだなあと思います😄。
