ねこ無双

エクソシスト2のねこ無双のレビュー・感想・評価

エクソシスト2(1977年製作の映画)
3.8
観たのはかなり昔なのに、今だにいなごの大群のシーンを覚えてるってことは、よっぽど印象的なシーンなんですよね。

🐾🐾🐾

2022/3 再鑑賞で追記。

エクソシスト1の流れからすると異端な味わい。正統続編の3もまた違った味わい。
結局どれも違ってて、それもまた面白い。

モリコーネの音楽も感動を誘う雰囲気。
ホラーというよりもSFファンタジー。
異端なんだけど嫌いになれない。

脳波を感知するヘッドギアを二人でつけ、意識の深層へ入る装置を発明した博士(リーガンの主治医)。
意識に入り込んで悪夢、トラウマとなる記憶を消去するというもの。
催眠の脳波装置でその人の意識世界へシンクロするってなかなかものすごい装置。
この精神科医なんちゅう発明してるの。こんなの今でもありえない。

見直すと衣装もエレガンスでステキ。
リーガンも博士も今見ても美しいシルエットのワンピやスーツ。
(なぜかラモント神父までステキな柄シャツを身に付けてるシーンも!)
そして、『カッコーの巣の上で』などでおっかないイメージしかなかったルイーズ・フレッチャーは今回はリーガンの主治医で、子育て中のかっこいいキャリアウーマンで善の役だったんだけど、こんなに美しい人だったとは…気がつきませんでした!

印象に残るシーン🐾
①リーガンが夢遊病のように広いベランダを彷徨う。ベランダからは広がる空とビル街が見え、風になびくリーガンの姿。
美しい。

②やっぱりパズズ(悪魔)が乗り移ったイナゴのダイナミックなドアップ飛行シーン。

③なぜか唐突にシャロン(リーガンの付添人)のシャワー後のずぶ濡れスケスケシャツ(見えてる…)姿。それで訪ねてきた神父と対面。

④アフリカへ舞台を移し、ラモント神父、命綱なしのロッククライミング。

⑤さらっとマックス・フォン・シドー(前作と同様にメリン神父役)やジェームズアールジョーンズが出てる。