いの

ハーフ・ア・チャンスのいののレビュー・感想・評価

ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)
3.8
アラン・ドロンetジャン=ポール・ベルモンド28年ぶりの共演作。もっとおふたりの出演作をたくさん観たあとで今作にたどりつきたかったのですが、ごめんなさい、ガマンができませんでした。午前十時でボルサリーノ観た日に観てしまいました。でも結果、観て良かったです!(特技:自画自賛)


レース場とか、地面すれすれの飛行機(ヘリコプター)とか、これまでの出演作を思うと(少ししか観ていないけど)感極まるような仕掛けもいっぱい。ふたりが銃を手にするところで控えめにボルサリーノ流れたりして。それぞれ一人暮らし、それぞれ多くを手に入れたあとで、初老のじぃじが欲するのはやっぱり娘だろうと。もちろん今作もふたりを愛でる映画だけど、ヴァネッサ・パラディ(私ははじめまして)が入ったことに効果があったと思う。警察関連はちょっとちょっとだったけどまあいっか。ボルサリーノに敬意を表してるようなエンドロールもtrès bien♪


 
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