【トトロの声が聞こえる‼︎∑(゚Д゚)】
名作再鑑賞。
夏といえばこれ。トトロを観ずして夏休みと言えますか⁇トトロのいない夏なんて暑いだけのただの地獄でございます。
ジブリ作品の中では「もののけ姫」と「風立ちぬ」が個人的最強2トップなのですが、敢えてナンバー1高得点を付けました。
トトロは大人には見えない、子どもの時にだけみんなに訪れる不思議な出会いをもたらしてくれる存在…なのですが、それこそ不思議なのですが、大人になると「トトロの声」が聴こえてくるんです。
中トト「え⁇何、俺見えてんの⁇ヤベーじゃんwwステルスモード解除されてんじゃんww」
確実に言ってますよね⁇あの単純なフォルムの生物に言葉はおろか声すら与えず、これらの言葉を観客に伝えるほどの生命力を与える。宮崎監督他、製作陣のキャラクターに対する愛情を感じずにはいれません。
それだけでなく、特に大トトの質感。めいちゃんが乗っかったトトロのお腹の沈み方や動き方で毛の柔らかさと肉の弾力が伝わってくる。毛並みなどもそんなに細かく描かれているわけではなく、単純であるにも関わらず触れたときの感触が想像できる。
アニメの表現力の偉大さに感動を覚えずにはいられません。
何よりも、1時間半に満たない上映時間でこんなにも膨大な情報量を持っている作品を見たことがない。それが観ている側に伝わるのは、何一つ言葉で説明せず、キャラクターの表情と情景で見せているからなんでしょうね…だから脳内での情報処理も簡単で、いつまでも記憶に残るのでしょうね。さながら網膜カメラでシャッターを切り、脳というハイスペックPCに永久保存され、いつだって引き出せるのですね。
ということで、改めて真剣に観てみるととんでもない作品でございました。
アニメ映画の可能性ってハンパないっす。