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『ヤーチャイカ』に投稿された感想・評価

詩人・谷川俊太郎と「いつも何度でも」の作詞者・覚(かく)和歌子が共同監督。全編をスチール写真と覚和歌子による朗読で構成した劇映画。原作は覚の詩集「ゼロになるからだ」(2002)。「ヤーチャイカ」は世界初の女性宇宙飛行士テレシコワが宇宙から発信した言葉で「私はカモメ」の意味。

人生に絶望し放浪する男(香川照之)が山村で行き倒れ、村の小さな天文台で働く女(尾野真千子)に保護される。東京から移り住んだ彼女は役場から「新彗星を見つけて村の名前を冠してほしい」と頼まれていた。毎夜ふたりで夜空を見上げる日々。お互いの心に再生への光が灯り始める。。。

面白かった。写真映画というと「ラ・ジュテ」(1962)のクリス・マルケル監督を思い出すが、二人の詩人が創った本作は言葉の強さが際立っていて、手法は同じだが映画としては別ジャンルのように感じられた。アートに偏ることはなく、両監督の詩のようにしみじみと、孤独とぬくもり、生と死、地上と宇宙、それぞれの彼岸を感じながら観た。

ラスト・シークエンスは動画となるが、暗くて何が映っているのか解りにくい。確信をもってそのように演出している事は間違いなく、本作のテーマである異化と同化を映像で表現していると解釈した。

あらためて、“写真映画”という手法に表現の大きな可能性を感じた。動画と比べたら予算のハードルが下がるしワンカットの精度も高められる。10分以内の条件で作品を募りYoutube上でコンテストを開いたら面白そうだ(シナリオ学校で繰り返し書いた“20枚シナリオ”は、映像にすると約10分の目安となっていた)。

※雑記
覚和歌子作詞の「いつも何度でも」は「千と千尋の神隠し」(2001)のエンドテーマ曲(歌・木村弓)として知られているが、個人的には東日本大震災の取材直後に聴いた記憶が強く残っている。見渡す限り瓦礫の光景を撮影し暫くPTSDのような症状に陥っていたときに「いつも何度でも」を聴いて少し心を落ち着けることが出来た。本作からも同曲と近い印象を受けた。
3.0
詩と写真だけの映画を観るのは初めてだったけれど、ストーリーが割とシンプルなので変な衒いがなくてよかった。音楽も素敵。
自然の色合いの豊かさ、肌の温かみや呼吸、光はよりまばゆく、冷たさはよりひたひたと、暗闇はより寂しく。スチルのせいか、そういう感覚的な表現が映像よりも鋭く感じた気がします。

7年ほど前に公開された当時、舞台挨拶にこの映画の共同監督のひとりである詩人の谷川俊太郎さんがいらっしゃっていて、北海道の伝統的な民族織物であるアッシを着ていらっしゃったのが印象的でした。
こく
4.0
全編写真と朗読で構成された実験的な作品だが、物語はオーソドックスなボーイミーツガール物。

地上に生きる人と宇宙のゆるやかな繋がりが、リリカルに描かれる。

後半に朗読される詩が素晴らしい。

若き日の尾野真知子と香川照之。写真なのに、演技が伝わってくる。

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