舞台が”ロンドン”で、
宇宙由来の謎のインフルエンザに”感染”した人類がゾンビ化する…というお話。
そんでもって、市民に警告するニュース📺キャスターからのメッセージが、
「自宅待機が勧告されています」
「近親者の訪問も控えてください」
「攻撃者(ゾンビ)との接触は避けてください」
っていうんだから、いやでも”イギリス”の”あの変異種”を思い出してしまう。
今の時期に英国でこの映画を観たら、さぞかしスリリング💦だったろう。
ただ、そうしたタイムリーな偶然を抜きにしても、充分に面白い。出来はいい。
『ベイビー・ドライバー』で名を挙げた、エドガー・ライト監督が『ホット・ファズ』と同じくサイモン・ペッグ&ニック・フロストとのトライアングルで作り上げたコメディ・ホラー。
コメディとホラーが半々ぐらいのバランスで、ニコニコ&ゲラゲラ笑いながら楽しめる。
主人公たちが普段アジトにしているパブに立てこもるところなんかは、中高生たちが部室にしけこんでワチャワチャはしゃいでいるような雰囲気があり、怖いんだけど楽しい。
展開にキレというかスピード感があり、音楽の使い方も巧いので一気に観れてしまう。