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エド・ゲイン
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『エド・ゲイン』に投稿された感想・評価

1950年代。小さな田舎町で育ったエドは輪廻転生やカニバリズムに興味を持つ。やがて彼は殺人鬼になり…

一応スラッシャー映画なのかな?
実在した殺人鬼エド・ゲインの生い立ちを描きます。

スラッシャー映画ですが派手なシーンや明らかに怖いシーンはないです。
かなりヒューマンドラマに寄った感じの内容です。
ホラー映画は期待しない方が良いですね。

エド・ゲインの母親に対する病的なまでの欲求は、気持ち悪さも感じたけど、ほんの少しだけ共感してしまうものがある…かも…。

ホラー映画より少し大人しめのサスペンス映画が好きな人にオススメ。
1.5
事実を事実のまんまやってはつまらんという良い例
わずか2件の殺人でシリアルキラーの歴史に永久に名を刻んだ男エドゲインの実録映画。監督はジョン・マクマノートンと組んでドキュメンタリー風の殺人映画の大傑作『ヘンリー』を生んだチャック・パレロ氏。

主人公のエド役を演じるのは、まさかの『スペース・ヴァンパイア』で全裸の宇宙ヴァンパイアと濃密なラブシーンをキメたカールセン船長こと、スティーブ・レイルズバック。彼の腺病質な雰囲気がもうひとつの「エドゲイン」で主演したケイン・ホッダーよりもずっと実物のエドゲインのイメージに近いことはさておき、自身が制作指揮官も務めたという気合いの入りっぷり。そこまでエドゲインをやりたかったのか!!笑。

エドゲインという題材が発する死臭さながら血生臭いイメージとは裏腹に、作中には直接的なゴアシーンは殆んどない。しかし人皮で作ったマスクと女性の乳房を切り取ったベストを身につけて満月の下で踊り狂うエドの姿は最高に狂気を感じるし、自身が子供の頃に経験したらしい豚の解剖を真似て、犠牲者の死体から内蔵を抜き(しかも頭部を切断して)逆さ吊りにした映像は、画面の明るさも相まってすんごいインパクト。

史実に当たってみると、ママンの狂信的な教えがエドの性根を捻じ曲げたとのことらしいけど、この映画に出てくる母オーガスタは、序盤で早々と死亡した後、エドが見る幻覚として登場。そんなわけで本作のエドゲインは、母親の命令(と彼が思い込んでる幻覚)を受けて殺人に手を染める生粋の精神病患者。エドが純サイコパスだったもうひとつの『エドゲイン』とは全然違う角度からの描かれ方で、色んな解釈があるなあとしみじみ思う。ただ事実云々は抜きにしても、主人公の凶行が幻覚頼りなのは演出として弱い気がした。

終盤に登場する、頭蓋骨で作ったスープ皿や、鍋の中の心臓、人皮で作ったスキンスーツの映像はまさしく本作の見どころで、美術スタッフの意気込みがクオリティの高さに表れてる。ただ、ちよいと画面が明るくて見えすぎなのは難点かなと思う。もう少し色調を抑えて、ところどころ見えない怖さを出してくれた方が、想像力も働いてより怖かったかも。その点もうひとつの「エドゲイン」は秀逸でした。史実に沿ってるのはこちらの作品ですが、演出面ではあちらの方が見応えあったような。単純な甲乙はつけがたいけどね。

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