わたがし

劇場版 ビーバス&バットヘッド DO AMERICAのわたがしのレビュー・感想・評価

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 ビーバス&バットヘッド自体に初めて触れた。高校時代に観とけばもっとテンション高く楽しめたんだろうな。主人公二人が壊滅的に頭が悪い(モチベーションがテレビとセックスしかない)というだけでこんなにもサクサク話が進むんだと感動した。
 80分観ても全くキャラデザに愛着湧かないし、かわいげみたいなのもほぼないしで内容もこれなのにめちゃめちゃ人気があるというのはアメリカはやはり凄い国だなと思う。それが巡り巡って日本のヴィレヴァンにも少しグッズがあるという事実にもまた少し感動する。
 当時の時代観にマッチしたというのもあるんだろうけど、サウスパークにしろこれにしろ、こういうアニメがちゃんと文化としてポジションを得ているのはやっぱりすごいことだ。それに対して鷹の爪もロペも権威に吸い込まれてビジネスキャラになってしまう日本。闇雲にアメリカに憧れていた10代の感覚がすこし蘇った。
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