取扱説明書を最後まで読まない奴らの作品


違法原油採掘施設を隠蔽するために
雇われた人たち。

除染処理として撒いた薬品は試作品で
希釈して使用しないといけないものだった
（取扱説明書に書いてある）

そんなことを知らない現場主義のアホ共は
原液のまま噴射、配管に隠れていた生物に
ある変異を与えてしまったのだ…。


取扱説明書とか最後まで読んだことないし
同意書にサインとかも適当な私。

本当は良くないって知ってますけど
アイツらって読ませる気ないでしょ。

ガラケーの時なんか、本体よりも厚いし
甲、乙、丙、条、とか呪文かよ。

あれ理解している人いるのかな？
何かあった時に
「説明書に書いてありますけどぉ！！」
ってマウント取るためとしか思えない。

もう西野カナに頼んだら？
分かりやすいよ。内容はアレだけど。



あっ、作品のレビューですか？
語ることのないクソ映画ですよ。

パッケージ裏のあらすじを読んでください
（私はそれすら読まなかったですけど）

海上の石油採掘施設が閉鎖されることになり、清掃業者が新開発の洗浄液を散布するが、洗剤の濃度を間違えた為施設に棲みついていた生物が凶暴化し業者に襲い掛かる…というストーリー。
海上石油採掘施設を舞台に突然変異して誕生したモンスターと人間が戦うモンスターパニックです。
清掃作業で使う新開発の洗剤を取扱説明書読まずに配合したために濃度が高くなった洗剤を浴びた生物が凶暴化＆巨大化して清掃業者と開発者でその薬の成果を視察に来た女博士と施設爆破解体阻止に来た環境テロリストらが襲われることになります。
登場するモンスターはウミヘビかナマコっぽいですが、最後までハッキリ正体分かりませんでしたね。CGは今見るとショボいけど、製作年考えると当時としてはそこそこのレベルかな。攻撃は噛みつき見たいですが、複数いるけど襲撃シーンは少ないし、そもそも登場シーン自体少ないので地味な印象受けますね。直接的な捕食シーンはほぼないけど、上半身と下半身分かれた死体とか、喰いちぎられる首などほんの少しながらゴア描写もあります。
初め主人公っぽく登場した清掃業者のリーダージェイコブのヘタレぶりとテンパりっぷりの方がクローズアップされてたような印象ですね。最初は寡黙だけど威厳ある感じだったけど、怪物が登場したら仲間置いて一人で逃げて部屋に籠って、化け物がダクトから来たと思ったら大騒ぎするし、何故か「誰にも頼らん！一人で脱出する！」と言い出して止めようとする仲間のニルス突き落としたりしますし。突き落とされて殺されかけたのにその後ダクトで追いついた時その事怒ったり責めたりすることなく「一人で逃がさないぜ。一緒に脱出しよう」と説得するニルス聖人すぎ。その後アッサリ喰われましたが。ジェイコブとニルスの役者が顔そっくりで最初どっちがどっちか判別し辛かったです。環境テロリストの一人のマッチョだけど暴力嫌いで紳士的なジオのキャラはちょっと面白かったかな。最初誰が主人公か解り辛かったですが、途中から登場する環境テロリストのリーダーミッキーが主人公だったみたいですね・
開発者の女博士クリスティーンやサービス要員の女作業員キムが美人で良かったです。キムとジオの掛け合いもちょっと面白かった。
脱出ポッドのタイムリミットが迫る中での攻防はちょっとハラハラしたかな。
ラストのオチはちょっとスカッとしました。
この手のモンスターパニック見慣れてる人ならそこそこ楽しめる作品ではないでしょうか。

‪ある日、許可なく石油を掘削・調査していたカーマイン石油会社のオフィスに、グリーン保護同盟と名乗る集団が押し入り、その証拠を奪い去った。それをマスコミに流されることを恐れた社長は、工場を洗浄し、閉鎖するよう命じる。しかしその洗浄剤はまだ実験段階で、遺伝子に悪影響を及ぼすものだった。‬

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