1918年に80才で産まれ、2003年に85才で没する。計算が合わない...。
ベンジャミンさんがだんだん若返っていくっていうファンタジーなのだけれど、いま何才くらいなんだろいま何才くらいなんだろって、余計な雑念ばかりに気を取られてしまいました。
そのくらい人は外見にとらわれていて、や、ま、自然な事なんだけどその良い意味での違和感や妙みたいなものが観ていて面白かったです。
が、心揺さぶられるような描写だったりとかセリフだったりとか。個人的にはそれほど多く感じられなかったかな〜。
もちろん間違いなく数奇は数奇だし、彼を取り巻く人間模様やデイジーとの運命めいたどれそれも、あ、わかるとこあるなあって共感する部分もあったし、ベンジャミンさんのように定めに抗うことなく川のように流れていくとこんな数奇な人生もわるくない。って思ったとこはあったのだけど、やっぱりそれをファンタジーとして捉えた場合、どうしても気持ちの置き所、着地点が見つからない感じはありました。
全然ディスってるわけじゃなく、個人的に辿り着けなかったってだけの事です。そういう意味ではぼくは抗ってるんだろうなあ。
特殊メイク会社のロングコマーシャルをフィンチャーが撮るとこうなりました!てとこからスタートした話ならもっとおもしろかったと思いましす!ふふふ。思いましす!!