このレビューはネタバレを含みます
「冷たい熱帯魚」観ました(とうとう)。
ずっと避けてたのだけどふと思い立ち観てみることに。
まったくもって案の定な内容で、サイコとしか形容のしようがない作品です。
終始でんでんの独壇場、ザ・でんでん、でんでんでアレをしたかっただけじゃなかろうか!と、思わずにはいられないようなそんな感じでした。
なんだけど、
でんでんは過去の父親の背景が語られており、社本にやられてるときも父親に対しての譫言を言っており、そうやって死んでいく様は多少なりとも(そうか...そうだったんだね)って一瞬、ほんの刹那的に同情の余地を持たされる感じが、個人的にはちょっといやだったかなー。
そういう意味では愛子のほうが、語られてないぶんピュアに狂ってたかも。でんでんは豪快かつ爽快だったしね。カラッとした殺人鬼でしたね。
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埼玉の事件が元になってるってことで、ウィキペディアを開いてみましたが、「ボディを透明にする」ってワードも元ネタがあったようですね。なんとも悍ましいワードです。