まさかのホラー要素0。このタイトルで普通に悲しいラブストーリー＆ちょいコメディ、アクション。

不運の穴に埋められた男は転生後、不幸な人生しか訪れない。
女は皮を剥がれ燈籠を作られ、その燈籠の火が消えない限り魂は永遠に閉じ込められる。
男は転生し下っ端のヤクザ。案の定不幸な人生を送っている彼だが、前世で恋人だった彼女とまた出会い...

面白くなりそうな感じはあったのに色々な要素が詰め込まれてて、さらにB級感が否めずそこまで面白くならなかった印象。
邦題は酷い。こんな邦題で来てたら「人肉で燈籠作るB級サイコホラーだ！わーい！」とウキウキでB級好きは観るかもしれないけど、中身は1ミリもホラーではなくなんならコメディ要素も入ってる。

男は3歳で両親を亡くし8歳でヤクザの世界へ入る。生まれつき左手は不自由で博打は勝つこと無し。屋台をやっていて、上からTAMTUBOや子供まで落ちてくる。さらにキャッチした子供はその場でうんちを漏らす。ここらへんはちょいコメディでそれ以外にも色々ある。

話が面白くなってくるのは中盤から。
まあ結構ラブストーリーしてたりコメディしてたり、男が記憶を戻して行ったり、アクションも観れたりと色々な要素があってつまらないわけではないんですが特にこれといって「超面白い！」となることもなく。

何故2人が不運の穴に埋められ人肉燈籠を作られたとかはネタバレなので言えませんが悪くはない感じ。
というか人肉燈籠要素は物語の大事度40%くらいなのに原題も「人皮燈籠」英題も「Ghost Lantern」で完全にそれがメイン！みたいなタイトルになってるのが惜しい。こんなタイトルだったらみんなホラーを期待しちゃうよね。

視聴 2023年4月20日

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香港産コテコテ・ホラー・コメディ

タイトルからどんなグロホラーかと思ってワクワクしてたのに、いつものドタバタ喧しいヤツでしたw

でも一応『インファナル・アフェア』アンドリュー・ラウ監督だからか、アホエロ下ネタ尽くしにはならず、ほんの少しだけ切ないお話になっていたのは良い(笑)

タンツボとかウンコとかも多いけど(´Д｀)



茅山秘術。
憎む相手の皮膚で灯籠を作れば、火が消えぬ限り相手の魂は転生出来ないとかなんとか。

女は人肉灯籠にされ、男は不運の穴へと落とされた。

はてさてそれから30年後～

不運続きの下っ端ヤクザ、フェイ。

あまりに不運なので霊媒師に見てもらうと、どうやら前世で人肉灯籠にされた彼女ヨンが助けを求めているとのこと。

しかし、術を施したホンがそれに気付いて、ヨンもフェイも消そうと襲ってきているらしい。

何が何やら分からんが、とりあえずてーへんだ！！！



ホラー味ほぼゼロ(笑)

彼女の幽霊とか悪霊とかも出てきますが、基本的にがっつり出演されてるので、消えたり飛んだりする怖さが微塵もなかったw

青白い人、ってだけ。
メイクは濃いし。

それよりも戦う相手は、対立してるヤクザ組織のホンだから生身なので、基本ボコり合うだけです。

不運なチンピラとボスなんて、もうハナから決着見えていて面白くないわい！！

一応前世からの繋がりとかで手伝ってくれる人もいるのですが、へぇ～そぅ……ってくらいの微妙さでしたw

グロは全くないのが残念ふぁっきん(泣)

グロいホラーではなく、コメディ＋ラブストーリーな感じ（でもラブコメという雰囲気でもない）。
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」とダブるところもあるような。骨を埋める場所って大事なんですね。
この作品の見所は何といっても、一役ごとに別人格になってしまうカーファイのギャップを１本で楽しめるところ。不運なチンピラのコミカルなカーファイと、前世のジェントルヤクザのめちゃくちゃかっこいいカーファイ。
ヒロインのチンミー・ヤウもかわいかった。