潮騒ちゃん

愛と追憶の日々の潮騒ちゃんのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
4.4
煩わしい慌ただしい寂しい切ない。描かれている時間の大半は幸せとは言い難い。でもそれが人生だよね、良いときばかりじゃないよね、と全部ひっくるめて慈しむユーモアと温かさ。ぶつかり合っても離れられない人間関係がいくつも出てくる。愛の形の複雑さにホッとした。憎らしいほど思い合うぶきっちょな母と娘。血を分けた二人の絆を信じている映画です。最期は言葉いらず。ボロクソ泣けました。
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