長谷川真也

男はつらいよ フーテンの寅の長谷川真也のレビュー・感想・評価

3.7
1970年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ3作目。マドンナは新珠三千代。旅先は三重県。

柴又に戻った寅さんの元に見合い話が入ってきた。お見合いを引き受けて待っていたのは、元々知り合いの駒子だった。話を聞くと、既に亭主もちだったが喧嘩をしてしまい頭にきて、見合いをしたのだという。
話を聞いた寅さんは二人の間をとりもち、結婚式のような盛大なパーティーを開く。その費用は全てとらやもちとなりおいちゃんの怒りが爆発!
寅さんはまた旅立つことになるのだった。

寅さんはシリーズをとおして身勝手な人でありますが、特に初期は酷いですね。大宴会開いといて、会計は全部とらや持ちなんて、赤の他人の結婚祝ってそりゃおいちゃんもキレますよ。

因みによくタコ社長とやり合ってる寅さんですが、今回の相手は博、あえなく博が勝利、博強し!

そして、今作は監督が山田洋次さんじゃないんですよね。なんか前作で山田洋次としては終わりにするつもりだったとか。
そして、さくらの出番が少な過ぎ。多分、山田洋次監督で別の映画(家族)撮ってたからだと思います。
さくらファンの私としては淋しい限りです。