男はつらいよ フーテンの寅の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ フーテンの寅」に投稿された感想・評価

auchim

auchimの感想・評価

3.0
寅さんの志津さんのスキスキ感や、志津さんの寅さんが勘違いしちゃう程の優しさと母性愛がイマイチ見られずちょっと残念。
・シリーズ第3作
・樹木希林の若いのに妙にこなれたボケ演技が冒頭に見れる
・今回の寅さんは、「見合い相手にお節介」「博と大喧嘩の末、完敗」「マドンナ(新珠三千代)に惚れて旅館の番頭に」の三本
・今回は周りが寅さんに対してアタリが強い、そして良くコケる
・イロノーゼ(笑)
・コートを肩にかけて歩く姿は哀愁がある
・1969年の年の瀬にテレビに写る寅さんにおいちゃんが言う「ばかだよ…ほんと、ばかだよ…」に胸が締め付けられる
・ラストは「見上げたもんだよ~」「結構毛だらけ~」の台詞を船の上で大合唱
・寅さんの扱いに大分距離を感じて温かみよりも厳しさを感じた


次回は、「ハワイ旅行をでっち上げ」「泥棒に情けをかけて赤っ恥」「幼稚園の春子先生(栗原小巻)に一目惚れ」でお送り。
広野

広野の感想・評価

3.2
相変わらず寅さんはバカだねぇ。

博と桜の夫婦の芝居が本物みたい。
割烹着を外すのをスッと手伝ってやるところとか。いい夫婦だなぁ。出番少ないけど。

渡る世間は鬼ばかりのタキさんが出てて嬉しい。ここでも面倒見のいい人やってる。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.0
3作目。マドンナは新珠三千代。

後半はすべて旅先の場面で、ついぞ柴又に帰ってこない寅さん。ちょっと珍しい展開です。ただ、映画としてはいまひとつ見所が乏しいかな。寅さんのお見合いと若いカップル(香山美子)のサイドストーリーに尺をとりすぎているせいもあり、マドンナの存在感がなく、魅力もいまひとつ感じないのです。おいちゃんの出番が多いのは嬉しいですけど。

いろんな意味で違和感がある本作ですが、山田洋次は脚本のみで監督は別の人なんですね。なんか影響あったのかも。

冒頭で出てくる若い女中が明らかに樹木希林。でもクレジットは悠木千帆。改名前の芸名なんですね。花澤徳衛、左卜全といった懐かしの名優も顔も見せます。
tarouman

taroumanの感想・評価

3.0
BSテレ東
3作目。ご案内のとおり森崎東の作品。やはりいつもの男つらとは趣が異なる。
本シリーズはよく考えてみればろくでもない迷惑男の話で、山田洋次はそこを割合こざっぱりとした後味に仕上げて観てて疲れない。後に何も残らないといえばそれまでだが、そこが長続きの秘訣かもしれない。
だが森崎東は現実から目をそむけちゃダメとばかり苦味もちりばめる。
花沢徳衛は涎を垂らすよいよいぶりで河原崎はナイフを持ち出し、左卜全は「馬鹿はお前よ」と引導を渡す。
同じ八つぁん熊さんでも志ん朝と談志では違うキャラになるとでも言えばよいか。これはこれで十分面白い。
因みに旅先の一目ぼれ&恋の指南役という黄金パターンは本作から既に現れる。
若かりし樹木希林が見れる貴重な作品
寅さんはこうやって見ると全然歳をとりませんね。
90年代の作品とかと見比べてもあんまり。
どちらかといえば脇役を見て
新しいほうなのか古いほうなのかわかる感じ
ストーリーに関しても
周りはいろいろ変わっていくが
寅さんだけ変わらず取り残されていく
変わらないよさなのか寂しさなのか
どっちにもとれるかな…
菩薩

菩薩の感想・評価

4.0
シリーズ三作目、マドンナ:新珠三千代。

今作の監督は森崎東、分かる人には分かると思うが流石の森崎節で兎に角のっけから騒々しい。寅さんのチェック柄のジャケットからしてうるさいのだが、どんちゃん騒ぎが多いし、リアクション一つとっても山田洋次監督作とは全く違うバイタリティを感じさせる。寅さんも啖呵を切ったり口上を述べたりと渡世人らしさを全面的に発揮、あとこの作品では寅さんはほとんど柴又には寄り付かないし、さくらの出番が少なめである。対照的に博は大活躍と言うか、寅さんを殴り飛ばし屈服させるシーンまであると言う…。二人が寅さんを見送る際にぎゅっと手を握り合うシーンがとても良かったりもする。

マドンナの新珠三千代演じるお志津さんは旅館の若女将、いやぁまぁこれがまた本当にお綺麗だなんのって、着物姿が超別嬪なのは勿論だが、いちいち所作が美しい、寅さんで無くとも、岡惚れして居着いてしまうのは分かる。お志津さんは後家さんでコブ付き、本来は旅館を継ぐべき弟が居るがこれがまぁ問題児、けどこの弟・信夫(河原崎健三)と、彼が恋する芸者の染子(香山美子)との間を寅さんが取り持つ下りが涙無しでは観られない。今作では前半と後半とで二組のカップルを幸せに導く活躍ぶりを発揮する寅さんであるが、当然己の恋の方は上手くいかず、あんなに想いを寄せたお志津さんは辛くも寅さんが嫌いなインテリ大学教授に持っていかれる始末。散々旅館に奉仕を尽くした挙句無残に振られる寅さん、亭主持つなら堅気をお持ち、とかくヤクザは苦労の種よと歌ってみせる姿が涙を誘う。

大晦日から年明け、ふとテレビに寅さんが映る。ちなみにこの時とらやのテレビは白黒、お志津の新居はカラーテレビである…。テレビの中で子供二人、いや三人と嘯いてみせる寅さん、思わず涙を堪えられないとらや一同、堅気の生活、何より所帯持ちへの憧れ、寅さんの隠しきれない思いが垣間見えるシーンであるが、彼の願いが叶う事は最後まで無いのである…。
はじめにチョイ役で出てくる樹木希林がとても可愛らしいです笑
寅さんが今後はとある旅館の美人女将に恋をしてしまう‼︎

男はつらいよシリーズ第三弾。
今回は寅さん自身の恋よりも寅さんが恋の仲介役になっていろんなグループの恋を成就させるといった感じでそれはそれで面白かった。
相変わらずちょっと悲しいオチだけどそこが寅さんの良いところでもあるんだよね(笑)
やっぱり柴又の人がいてこその寅さんなのかなあ。

BSテレ東で毎週寅さんの映画をやっています。もちろん自分で借りてもいいけど、テレビでゆるーく観るのもいいかなあと。さて、2作目を忙しくて飛ばしてしまったのでここからスタート。

冒頭の、ボケがやけにうまい女中さんだなあと思ったら、樹木希林さんでした。チョイ役だったけど目立っていましたね。
また、博が寅さんに決闘を挑む、なんて描写もあってびっくり。でも、本作品はさくらの出番が少なくてちょっとつまんないかな。

マドンナの新珠美千代さんの美しさは安定。
そして、マドンナの弟に「こたつ恋愛指南」はウケたなあ。でも確かに色っぽい。床暖房でごろーんの現代よりずっといい。

ラスト、ゆく年くる年の中でインタビューされる寅さん。それを見る柴又の面々。何か染みたなあ。まだ白黒テレビで観ていて。こういう家族団らんというか、年越しいいなあ。

でも、ちょっとパンチにはかけるかなあ。
>|