LEONkei

ストレンジ・ワールドのLEONkeiのレビュー・感想・評価

ストレンジ・ワールド(1965年製作の映画)
2.0
この映画の何がストレンジかと言えば4つのオムニバス作品の製作年もバラバラで、各物語の共通性や4名の監督をひとつの作品にまとめた事が奇妙でならない。

確かに単体としては物足りず作品の出来不出来に差があるように思え、一種の抱き合わせ販売や何かのバーターの様な映画に感じてしまう。

別にそれはそれでも良いが一体何に対してのバーターなのか抱き合わせなのかは観る者の判断に委ねるしかない。

若きジュード・ロウやロバート・ライカールやサマンサ・モートンらも新鮮で初々しいが、作品としてはピンと来ず残念ながらココロが揺さぶられる様な面白さはない。

最も良かったのは最後の『BOY AND BICYCLE』で自分の中では他の作品が観る価値なしと思えるほどだが、そもそも監督が違い作風が其々全く異なるので単に好みの問題になってしまう。

それにしても一体何がストレンジ・ワールドなのか鑑賞後に振り返って考えてみれば、常々自分が思っている〈日常の中の非日常〉が最も魅力的で面白く奇妙な出来事なんだと..★,
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    LEONkei

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    事実 [fact]より真実 [truth]を 映画は心を鼓動させるものであってほしい…評価は人生観・環境状況とその時々の精神状態、また世代によっても違うもの 日々成長し評価も変化する事もありますが、…

    事実 [fact]より真実 [truth]を 映画は心を鼓動させるものであってほしい…評価は人生観・環境状況とその時々の精神状態、また世代によっても違うもの 日々成長し評価も変化する事もありますが、その中でも永遠に変わらぬ心の奥底に刻まれる映画もあります 理想と現実の循環の思考遊戯 アートディレクター&グラフィックデザイナー(無宗教) レビューは自己投影したものなので内容に直結しない場合も有り、スコアも気まぐれなので気にしないでください..★,