このレビューはネタバレを含みます
後日追記しました!
『13ゴースト』のウィリアム・キャッスル監督とヴィンセント・プライスによるクラシックホラー。
人が恐怖を感じると背骨脊髄に現れるというティングラーなる生物を発見した科学者。
マッドサイエンティストのような…そうじゃないような。
ティングラーの見た目はムカデそっくりでかなり気持ち悪い。
動き方はぎこちなくどこかユーモラスではあるけど…。
撃退方法が叫ぶこと!で、見た目に反して意外と弱っちい。
モノクロ映画だけど、蛇口から出る血、バスタブに溜まった血だけが赤く着色されたショッキングな演出。
なんというか…この作品は恐怖、スリラーの梯子をちょこちょこ外してくる不思議な映画だった。
こう進むだろうと予測する度に外され、こっちの方か?と思うとまた外される。
ここからストーリーバレあります!
観てない人は絶対読んじゃダメ。
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🐾嫌気のさした妻を銃で殺害?
→と見せかけて未遂。恐怖実験のためだったよ〜んと告白。
🐾ティングラー生誕
→主人公襲われる?
→意外とすぐ捕獲。
🐾妻が薬で夫を眠らせ、ティングラー放ち、それで夫の殺害を図るも
→それを発見した夫の妹の叫び声でびっくり。すごすご逃げるティングラー。
🐾ティングラーが映画館内に脱走
→すわパニックムービーとなるか?
→あっさり見つかる。
🐾ティングラー発見を外界に発表
→成果であるティングラーを産んだ持主の体に結局返してしまう。
🐾ある男の殺人の秘密に気づいてしまう!その男に銃で狙われ危機一髪の主人公!
→結局撃たれず、案外そのまま立ち去れてしまう。
こうして見るとティングラー…見た目キモいけど、愛すべきキャラ?