久しぶりにそのお姿を拝見しました、V3。
家にV3のDVDのBOXがあるので、それはまた今度じっくり拝見したいと思う。

これはV3の初期の1〜2話あたりでV3の誕生秘話として劇場公開された作品。

V3、名前の如く、昭和ライダーの始祖、1号2号、通称“ダブルライダー”に続く3番目のライダー。

どこかで読んだ受け売りだが、1号2号で成功となった仮面ライダーシリーズ、と言うことで、予算も少し上がったと言うことと、主役の宮内洋が爆破好きだったらしい、ということとか、色々あって。

このV3シリーズでは、アクション、特に爆破シーンには力を入れていたらしい。

あまりに力を入れ過ぎて、爆破の際の火薬の量を何倍も使い過ぎて、爆破の威力で地形を変えてしまって、ロケ地の自治体からお咎めを受けた、とか、そんな逸話があったとか、なかったとか。

それぐらい、エネルギーが充満しているシリーズ。
どういうわけか小さい頃に1号2号よりもこのV3の方を先に観ていた記憶があり、個人的にも昭和ライダーの中では結構馴染み深い。

ショッカーではなく、その生き残りがデストロンなる組織を作っていて、怪人も動物とメカっぽいモノが融合したイカつくてドぎついカラーリングの改造感がより洗練されていてインパクトもある。

この劇場版ではまさに1号2号からV3にその引導を渡すというか、バトンタッチがメッセージとして刻まれていて、V3がその2人の協力を得ながら、その決意をより強いモノにする、そんなエピソード。

もともとデストロンに家族を皆殺しにされて1号2号に改造を願い出るが拒否された風見志郎。

その彼が、彼だけの存在価値とほと走る情熱と強い意志で、1号2号に迎え入れられる。

仮面ライダーとは、ある意味では逃げ場のない、他に助けを求められない、孤独で孤高で影の存在。
絶望的な背景を胸に秘め、悪が生み出した技術により絶対的に悪に対しての抑止力となる。

つまり、悪からすれば“身から出た錆”であり、課されるモノは“虎穴に入らずんば虎子を得ず”のみ。

この勇姿が、V3のここからの物語に期待が胸膨らむお祭りエピソード。
もちろん“ダブルライダー”と本郷猛と一文字隼人も出てきちゃうから、アガる。

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• #特撮ヒーローの映画

「仮面ライダーV3」の第2話を劇場公開した作品。

あらすじ

家族の仇・ハサミジャガーと対決するV3。一方、ダブルライダーは、デストロンの強力怪人・カメバズーカに内蔵された原子爆弾の危険を回避させるため、洋上へと向かう。仮面ライダー1号・2号の運命は？

第2話はシリーズでＶ3が初めて活躍したり、前作の主人公である仮面ライダー1号・2号が消え去るなど、「仮面ライダーＶ3」の中でもかなり重要な話である。
以上の事からブローアップ版に第2話を選ぶ気持ちは分からなくはない。
だが、本作は第1話の直接的な続きの話なので、本作だけを観ても物語の筋が分かりにくくなっている。
例えるなら、「名探偵コナン」の前編・後編で構成されている話を後編だけ観るような感じだ。
せっかく劇場で上演するのなら第1話と第2話を上映するか、第1話と第2話を30分程に編集した話を上映した方が良かったのではないだろうか・・・。

それと、V3の家族が怪人のハサミジャガーに殺されるのだが、何故か翌日にはもう家族の墓が作れており、V3が深妙な顔で墓参りをしている。
幾ら何でも墓が出来るのは早すぎではないだろうか・・・。
もしかしたら風見家では既に「生前葬」で葬儀を済ませていたのかも知れないが、恐らくV3の両親は40〜50歳辺りだと思うので、「生前葬」をするには早いように思えるし、何よりも10歳位の妹にも「生前葬」をするには余りにも早すぎるのではないだろうか・・・。
やっていたとしたら恐らく小学生の同級生や先生もV3の妹の「生前葬」に出席する事になるだろうが、一体どんな顔で出席したのだろうか・・・。

そういえば、V3がハサミジャガーに家族を殺された後、

V3「俺は復讐の鬼になる( *｀ω´)」

とか言ってたのに、いざハサミジャガーを蹴り殺しても特に感情をあらわにせず、昼下がりのコーヒーブレイクと変わらない様子だったのは違和感しかなかった。
家族の名前を一言でも言えばまた全然違っていたんだろうなぁ〜。

あと、1号と2号がV3に改造する際に「超触覚アンテナ」といった1号と2号とテレパシーを出来る触覚を植え付けられたようだが、戦闘の指導や情報交換などはいいのかもしれないけど、プライベートでは結構困る事が多いのではないだろうか・・・。



V3「ハァハァ(*´Д`) 純子たん ｼｺｼｺ もう、イキそうだ・・・ｼｺｼｺ」

ピーピー

1号「風見！デストロンのアジトを発見したぞ！至急来てくれ！！」

V3「うっ、ドピュッ！ドピュッ！」

1号「どうした、風見！しっかりしろ！！まさかデストロンめ、風見の飲み物に毒を・・・」

V3「せ、先輩で・・・イッてしまった・・・(泣)」

見ていて心配になるほど爆発がすごい。
「私たちにも良い後継者ができた」って嘘だろ仮面ライダー1号、2号。
「V3これが最後のコーチだ」って嘘だろ仮面ライダー1号、2号。
ハサミジャガー。
鳴き声がシザースなの良すぎ。
立花はもう地の底だって言ってて、比喩表現とかでなくて本当にビルごと地下に沈めて地の底でウケる。
カメバズーカの体内に原子爆弾が仕掛けられていて、東京で爆発させる作戦。
いくら怪人同士とは言え、仲間を核爆弾に帰るなんてなんて卑劣なんだ。
カメバズーカ結構ノリノリだったし、体内に原子爆弾入れてる事気にしてない感じだったな。
洗脳状態だったのかもな。
V3ホッパーは上空から映像を受信できる。
V3が先輩ってダブルライダーを敬ってて素敵。
何でも言うこと聞くって言われて、じゃあ俺のそばから離れろと言える漢気を持ちたい。
風見のそばにいたら狙われ続けるもんな。
守ってやると本当は行ってやりたいと思う。
ダブルタイフーン。