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怪談昇り竜
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目次

怪談昇り竜の作品紹介

怪談昇り竜のあらすじ

関東立花一家二代目・立花明美は、抗争のなかで剛田組組長の妹・藍子の目を斬り盲目にしてしまう。その時、噴出した血を舐める黒猫の姿があった。以来、黒猫の悪夢に悩まされていた明美は刑期を終えて出所するが、一家の身内が次々と命を落とし…。

怪談昇り竜の監督

石井輝男

原題
製作年
1970年
製作国
日本
上映時間
85分
配給会社
日活

『怪談昇り竜』に投稿された感想・評価

■ 簡易メモ

なにぃ!!
ヤクザ映画なのに怪談モノだと!!

「U-NEXT」にて3体の悍ましい生首のサムネを一瞥し、さぞかしレベルの高い古典怪談映画だと思っていた。
早速鑑賞してみたのだが、怪談要素はほぼ皆無のヤクザ映画。
幽霊は一切登場せず、出てくるのは頭の弱い人と血をなめる可愛らしい猫くらいのもの。


銀魂でも

『怖いものと怖いものを足したらものすごく怖いものになると思ってるバカの考え方だよ』

って言ってる通り、そもそもヤクザと幽霊って相性最悪だから、一緒にすること自体が無理なんだけどさ。
個人的にはそこを何とかして映像化して欲しかったんだけどなぁ~。

まぁ作品としては面白かったからいいんだけどさ。


ただね…キャラクターの声のボリュームが小さすぎるのよ。
特に盲目の女。
ボソボソで何言ってるか聞こえなくてボリューム上げたら、その数秒後にヤクザが奇声を上げて盲目女に襲い掛かってくるし・・・。
マジでビビったよ・・・。
4.2
人を斬る時の顔はみんな鬼です…

めっちゃ好き!
怪猫+女任侠にエログロナンセンスをぶち込んだ石井輝男監督の昇り竜シリーズの一本。有名だし前々から見たかった作品なのですが、OSOREZONEにあったので退会前に見てみたらどハマりしました。こんなに面白かったとは!海外版Blu-ray買おうかな。

立花家2代目である明美が敵組長とのバトルの際に止めに入った敵組長の妹の両目を斬ってしまう。その血を啜った黒猫に明美は祟られてしまい、出所後も黒猫の影が付き纏う。同じ頃、立花家の縄張りを奪おうと汚い手を仕掛けてくる土橋組との抗争が勃発。信念を持ち対処しようとする明美だったが、土橋組の中に盲目の女剣士を見かけ…。

プロローグの立花家vs剛田組のチャンバラの時点でめちゃカッコイイ!カメラを正面に据えて番傘を上げて大見得を切る梶芽衣子の圧倒的迫力で既に鳥肌だし、雨の中をスローで見せる泥臭い戦いと血を啜る黒猫の不気味さに引き込まれました。

そして終始梶芽衣子がめちゃカッコイイ!どんな男にも決して怯まずに互角以上にやり合い、仲間を殺され復讐へと活気付く男どもを一声で静まらせ、逆に彼女の冷静かつ熱い信念が男だらけの場を静かに支配する。そんな芯の強さを見せてくれる彼女に付き纏う罪と罰そして赦しの物語は、現在と未来だけでなく過去をも背負った真の「昇り竜」というものを見せてくれる。

誰かを守るためには誰かを傷つけないといけない。生きている以上は永遠に付き纏う過去という名の亡霊。その枷をも地の底から引き上げ全てを背負って飛び続ける信念という名の昇り竜。

そしてそんなカッコ良さに溢れた物語でありながら、赤フンドシはいたオッサンのケツをこれでもかとドアップで何度も見せつけてくるおふざけ感もたまりません。作中でもネタにされてましたが、普通に臭そうで笑いました。なんでオッサンの赤フンのケツ越しにお話が展開していくんだよ!笑

侵入から階段を登り障子前までの上下移動のワンカットとか、アングラ感漂う見世物小屋の地下へと誘われた先にある生首が並ぶ異様な空間とか、人骨や拷問道具のようなさまざまなものがぶら下がる空間でそれらをキャラクターとカメラの間に配置した構図とか、惹きつけられる映像もめちゃ多かった。

そして何よりの見どころは何と言ってもラストバトル。文字通り暗雲渦巻く雰囲気抜群なセットの中で、手前と奥に両者を配置した決闘のカッコよさ!徐々に距離を詰める衝立越しのカメラ。ボロボロな屋根越しのカメラの移動。それほどの尺はないのですが、大満足なバトルでした。

今年の夏に中川信夫監督の『東海道四谷怪談』『地獄』のBlu-rayが発売されるわけだし、日本の他の怪談映画もどんどんBlu-ray化して欲しいところ。邦画なのに海外で先にBlu-ray化とか多すぎて悲しくなります…。『怪談乳房榎』とかDVD高くて見れないので、そろそろたのんます!
kakuko
3.7
姉さん、まだ動かないんですか、ねえ、姉さん、許せねぇっすよ俺っってなりながら観てました。
そんな目力で止められたら動けない。
今抗争を始めてしまったら相手の思う壺ですもんね。
襲撃失敗。
殺した立花組の刺客2人を霊柩車に乗せて立花組の玄関に追突させる憎たらしさ。
ここで動かなかったのは逆にすごい、すぐ殴り込み行くかと思ったけど。
アヘン密売の濡れ衣、事実上の組解散にまで落とされる。
達てめぇは仁義のかけらもない男。
務所で名乗ったらみんな座る姿勢正していくの良かったな。
土砂降りの中の襲撃シーンスタートでテンションを上げてくれる。
5人が横並びで揃った時に現れる龍の刺青良いな。
散り散りに戦っててもピタッと5人揃うのおもろい。
集団での戦いで、定期的に揃って戦うのは結構いい作戦なのかも。
刑務所で会った女性囚人たちが龍の刺青彫って姉さんに会いにきた時、キャピキャピして姉さん取り囲んで騒いでんの高校生かと思った。
鏡を利用して画面分割しててとても良かった。
すごい罠が仕掛けられてる屋敷だ、金がかかってる。
盲目の女剣士が強い、側近の毛むくじゃらの女装男が何がしたいのかわからない。
ダンスシーンみたいなのは意味がわからなかった、恐怖演出なのか。
生首の蝋人形の並びで変顔してる人間が混じってるのバレバレ。
背中の龍の刺青を剥がされて殺される屈辱。
井戸の滑車の両方に人をぶら下げて交互に水に浸けていく拷問。
喧嘩は人数でするもんじゃない。
ついに殴り込み。
土橋組壊滅。
青空組の親分はシャツにベスト着て赤ふんどししてる臭い人ということしかわからんかったな。
おじさんの料理を浪人が食べて、お嬢さんが作ったと思ったらおじさんが作ってた時に真顔で「大したもんだ」って言うシーンが凄く刺さった、これは言われたら嬉しい。

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