任侠の巨匠、小沢啓一監督が描く女渡世の物語。主役が誰なんだ、というぐらいの豪華布陣。殆ど連合艦隊のような強力な俳優陣😾。
まずは可憐で日本人離れした美貌、'パイゲンC'のCMでお馴染み松原智恵子😍…
この時代の任侠映画はストーリーが似通ってるものの、構図や美術など画が様式的でスタイリッシュなものが多く、加えて美人さんが出てくると、もうそれだけで満足なとこがある。
松原智恵子と梶芽衣子。
まー別嬪…
何気にコレはチーコさん、暫定ですが個人的なベスト作品に挙げたいくらい。共演の高橋英樹もさすがのスターオーラで、改名した梶芽衣子も勢いがある。藤竜也で思い出したけど、やっぱり平成最後の傑作ドラマ「やす…
>>続きを読む〖1960年代映画:任侠映画:日活〗
1969年製作で、昭和初期の上州鹿沢を舞台に、芸者と旅の侠客の巡り合わせの恋を中心に、あくどい親分の陰謀や、二転三転する恋愛、やくざの義理と人情と掟を絡めた任侠…
なかなか面白かった!
松原さんの決心する表情も、襲名してから子分達をまとめる表情や声も最高に良かった。
松原智恵子さんの襲名シーンや梶芽衣子さんとの壷振りサシ勝負も真正面からのアングルで見応えありか…
記録
【決意】
任侠映画はあまり観ないが、この説話の経済性に驚く。ここには一種の様式美がある(だろう)。
松原智恵子が幾度となく決意する映画であり、それは度々キャメラに真正面から向き合って為さ…
最後は何なんだろう?
渡世人の娘で元芸者なのに世間知らず過ぎない?
松原智恵子の温泉入浴シーンから…いきなりクライマックス?
父の形見の短刀
志満(シマ)
芸者
タキザワタカジ
シュウキ…
OPクレジットの "松原千恵子" のところで水面に女の姿がゆらめく。次の次のショットくらいで温泉に入っている彼女だとわかる。あのゆらめき、いいね。
ふと、日活の任侠映画見たことあったっけと思った。…
大体の殴り込みは凶器が刺さった際の凶暴性しか演出されないものだが、今作の殴り込みでは大振りの軌道、叩き切られる障子や手前から振られるドスの軌道まで刃物の恐ろしさが演出されている。梶芽衣子をすれ違い…
>>続きを読む湯煙にまぎれて血を流す。匕首を投げ渡す。半年後の約束。別れは蒸気機関車と並走して発ち遺骨を持って着く。浅草を飛び立つ鳩。毎日両手を合わせる。雪の中で番傘。橋の上で邂逅。誇張なしに滝のような雨が降り膝…
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