序盤、ピアース・ブロスナンの「ウォアァ、オウ、フゥ、グオォウ、フゥフゥフゥ、アアアア、ハァハァハァ、オォフ、シィ、ウウウ、ヌゥアゥアア」等々、バリエーション豊かなうなり声と悲鳴と寒さや疲労から来る呻きを、延々と存分に聞かせていただけます。
……なんだこの説明。でも、事実なんですよ笑
追う者→リーアム・ニーソン
追われる者→ピアース・ブロスナン
でお届けする西部劇。
雪山、森林、荒野、そして砂の平原と場所を変え、果てしない追跡は続いていきます。
なぜ彼は追われるのか？なぜ彼を追い続けるのか？
理由すらわからぬまま進む、憎悪と執念の追跡劇は、不思議な情を漂わせ、ついに終幕を迎えます。
ラストのスーパーロングショット、とても綺麗で、しっかりと余韻も残る、いい終わり方でした。
ナイフの結末も好みです。
多少単調な展開ということもあり、見ていて飽きが生じるようなところもありました。
しかし、個人的には好きな映画でした。
ロングショットの画がとても美しかったです。
